新年を迎え、謹んでご挨拶を申し上げます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
昨年は世界各地で新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、東京オリンピック・パラリンピックの延期や
日本でも緊急事態宣言が発令されるといった、予断を許さない状況が続く1年でございました。
そうした中、TAAでは、感染防止対策として4月上旬から5月下旬まで、webからのセリ参加に限定した「テレワーク参加型AA」を開催。緊急事態宣言の解除後は「感染防止を徹底した来場型AA」に切替えて運営。感染防止対策を講じつつ、オークションを休催せず継続して開催することで中古車流通に貢献してまいりました。
一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息と、皆様のご健康をお祈り申し上げます。
またハード面の強化として、1月に11番目の現車会場となるTAA兵庫会場がオープン、関東会場では新港ヤードを拡張し、本格運用を開始。10月には横浜会場8レーン化・中部会場4レーン化、新拠点のヤードとして関東第二ヤード・広島第二ヤード・沖縄特設ヤードを新設いたしました。
運営面では、順次開始しております「マツダコーナー」や「日野コーナー」の拡充に加え、「スバルコーナー」を4月に中部会場、11月に九州会場・南九州会場で開始。平均成約率が90%と非常に高い成約率を記録するなど、ご好評をいただいております。
この他にも4月より「TCアプリ」をリリースし、TC-webΣの便利な機能がそのままアプリからもご利用
いただけるようになりました。6月には、セリ開始や結果・お得な情報をお届けするプッシュ通知や無料会員
向けサービスを追加し、利便性向上に向け取組んでまいりました。
昨年の実績といたしましては、出品台数は前年比101%の約93万台、成約台数は前年比100%の
約73万台、成約率は約79%と新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、前年レベルの実績を確保することができました。
本年も時代のニーズに対応し、安心してご利用いただけるAA会場づくりを通して会員様の利便性向上に努めてまいります。4月にはTAAとして新たな形態の拠点となるTAA愛媛サテライト会場をオープンいたしますので、引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
TAAは今後もオークション会場の運営を通じて、安心・安全な中古車流通インフラとして選ばれ、支持
される会場を目指してまいる所存です。検査精度の向上にも更に磨きをかけ、従業員一同精進してまいります
ので、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
最後に、本年が皆様にとって素晴らしい一年となりますことを祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせて
いただきます。