【2023年 年頭所感】いすゞユーマックス 代表取締役社長 小美濃 洋 - グーネット自動車流通

2024年11月1日 [金曜日] 仏滅 |  西暦元号早見表 西暦元号早見表  |  サイトマップ サイトマップ

経営者・理事長年頭所感(2023年度)

【2023年 年頭所感】いすゞユーマックス 代表取締役社長 小美濃 洋


 新年明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましては2023年の新春をお迎えのことと謹んでお慶び申し上げます。
 また、会員の皆様をはじめ、関係各位から旧年中に賜りましたご支援、ご愛顧に心から御礼申しあげます。

 昨年もコロナ禍は続き、ロシアのウクライナ侵攻、その影響による資源と物価の高騰、また急激な円安と先を見通しにくい一年でした。自動車業界も半導体不足や部品製造の遅延に見舞われ新車生産、納品に大きな影響を与えました。これは乗用車に限らず商用車でも同様であり、厳しい状況が続きました。

 そうした中で昨年は、一昨年から展開した映像ヤードが花を開き、実を結んだ一年でした。映像ヤードはコロナ禍における安心と安全な開催に適しており、販売会社様のご協力のもと、東北・中部・長野・福井の各映像ヤードが成約率90%超の活発な応札をいただきました。

 昨年一月には出品申込書も変更し、キャブ・フレーム・ボディの状態評価と内装評価を追加したことで、トラックの上物情報や傷みやすい内装状態といったより細かな箇所を落札店様が把握できるようにいたしました。 
 検査員の社内資格制度の推進による検査精度の向上と合わせ、落札店様にはより一層、安心できるセリ環境をご提供できたことが映像ヤードの高成約率にも表れていることと存じます。
 良いトラックを安心して出品できる、あるいは購入できる場を提供するのがユーマックスの役割です。これからもトラックに特化したオークション会場としてその役割を今後も全うしていく所存です。

 本年は中古車流通の厳しい状況も出口が見えてくるもの存じます。一つはコロナ対策の緩和であり、少しずつですが自粛ムードの生活から日常を取り戻しつつあります。また、トラックの供給面では一番のボトルネックになっていた半導体も改善されてきたようで流通量は増えてきました。これにより新車生産も昨年より進むと予想されます。これらに需要も加わり、中古車の流通も大きく回復していくのではと期待を寄せています。アフターコロナまであと一息の所まで来ていると存じます。私共ユーマックスとIMA3会場は、今からその時に備え皆様と準備を進めて参ります。これからも量だけではなく、質の両面から魅力ある唯一の商用車専門オークション会場づくりに努めて参ります。

 本年も引き続きメーカー系のオークション会場として、会員様からいただいている信頼に応えるべく検査をしっかり行い、透明度の高いオークション開催を地道に進めていく所存です。

 本年も、ユーマックス、IMA3会場を一層ご愛顧賜りますようお願い申しあげます。