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【パっと見の色と本当の色】
査定において「ボディカラー」は欠かすことができない諸元情報のひとつです。皆様もご存じのとおり、プレミアムセグメントともなればボディカラーによる価格差だけで数十万円にも達することがあります。それだけに「ボディカラー」の情報は慎重に扱う必要があるのですが、ここに注意すべき点があります。例えばレクサスに「ブラック」・「ブラックオパール」・「スターライトブラックガラスフレーク」という色が存在します。それぞれ「ブラック」という名称が含まれていますが、ブラックオパールは青や紫が含まれており、実際は純色のような黒ではありません。ただ厄介なことにブラックオパールの実車も第一印象は「ブラック」と感じてしまいます。またオークションデータを調べてみると、どちらの色も「ブラック」として混在しているのです。これらは「類似色」と呼ばれるもので、以前から相場を読み間違える要因でもありました。
【カラーナンバーを探す】
この類似色による査定ミスを防ぐ為にあるのが「カラーナンバー」です。カラーナンバーは各自動車メーカーで異なり英数字の組み合わせで表記されています。前述したレクサスの事例だと、
・ブラック→212
・ブラックオパール→214
・スターライトブラック→217
と、このように設定されています。 査定票のボディカラー欄にパッ見の「ブラック」と記入しても、この数字を記入することで、相場データから該当車を絞り込むことができます。
【どれがカラーナンバーか】
日本メーカーのモデルであれば、車台番号等の諸元情報が記載されたコーションプレート(またはラベル)がボディに貼付けられています。プレート内には【COLOR】【外装色コード】等の記載もある為、迷うこともありません。問題は外国メーカーのモデルです。日本メーカーと同様にラベルを貼っているモデルが多いのですが、「どれがカラーナンバー?」 と、迷うものが多く存在します。 弊社ではホームページやYOUTUBEでカラーナンバーの情報を公開しておりますので、査定前にチェックすることをおすすめします。
【査定票記入の基本】
【出張査定】【本部一括査定】が多い昨今、値付け担当者は実車をほとんど確認することができません。それゆえ実車を確認する方は、値付け担当者が求める情報を漏れなく伝える必要があるのです。「正確な車両情報」があっての「適正金額算出」です。車をチェックする方は、検査技能だけでなく諸元情報の知識も蓄積することが求められるのです。
【正解】
キャデラック→8555(下段中央に表記)
ルノー→XNU(左側中段に表記。「BI」は、色名称の頭文字です。ご注意ください。)
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