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いすゞユーマックス(東京都品川区・羽田祐彦社長)が運営するいすゞモーターオークション幕張会場(千葉市美浜区 以下:IMA幕張)の会場長をこの4月から務める岩松信幸氏。営業で培った経験をIMA幕張会場にどのように活かし取り組んでいくかを聞いた。(聞き手:齊藤寛英)
■IMA幕張に「行ってみよう」という会場に
やはり『会員様に良い会場と言われる会場作りをしていきたい』。
営業時代はお客様とコミュニケーションを取り、トラックの相場や架装の特徴等を勉強しノウハウを溜め込んできた。そのノウハウを提供すること、またお客様から学ぶことで、お客様から「あの担当なら大丈夫」と言われるようになる。営業スタッフに限らずIMA幕張会場のスタッフ全員が「あの担当なら大丈夫」と言われるようになることが大事。そう言われるようになれば、お客様はIMA幕張を信頼し安心して取引していただける。
そのためにも自分が溜め込んできたノウハウをまずは営業スタッフに落とし込み、スタッフ全員が同じ営業ができる会場を作っていきたい。その結果、会員の皆様が「行ってみよう」という会場になる。
■営業は自分を見せていく
オークション会場の営業はモノ売りとは違う。お客様に入っていく、認めてもらうことが大事。 そのためにはお客様とコミュニケーションを取れなければならない。
私自身、幕張会場で営業を10年、東日本全域を担当し幕張会場一筋でやってきた。それだけお客様の接点は強い。お客様とコミュニケーションを取れるようになるために、トラックのことや相場を必死に覚えた。相場を知らないとお客様と話しもできない。悔しい思いもしたが、自分をさらけ出してお客様に入り込んで行った。もちろん自分で車を見に行き落札価格を想定し相場を覚えたりもした。その中でわからないことがあれば聞きに行く。こちらから与えられるものがあれば提供していく。とにかく自分からお客様に入っていくという姿勢=自分を見せていくことが大事。今でもお客様から問合せをいただくが、それは自分を認めてもらったという証。自信になった。
■当たり前のことを当たり前に
今期は会場長と営業グループシニアマネージャーを兼任する
会場のトップとして内側に目を向けた時は、自分も含めスタッフがそれぞれの役割をやるのは当たり前であり、それが大事。当たり前のことを当たり前にできる集団を作りたい。
スタッフに問いかけたいのは、向上心を持って取り組んでいるか。挨拶一つを取ってもメーカーの看板がある。向上心を持って臨み、役割を意識して取り組むことが、自分を見せていくことに繋がる。
【プロフィール】
岩松信幸(いわまつのぶゆき)、1969年3月生まれ、千葉市稲毛区出身、趣味はクルマとバイク。所有車はスカイライン。バイクは91年型のGSXR1100を所有。サーキット走行も行う本格派。
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