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環状7号線『沢田交差点』を、東邦医大通りへ入り、大森八中そばの好立地に位置するCSK(東京都大田区・久保庭毅社長)は、ベンツ・BMW・アウディ・フォルクスワーゲンなどの輸入車整備を得意とし、全国の愛好家から多数の支持を集めている。近年厳しさを増す業界の中で、順調に業績を伸ばしている要因について、同社代表取締役久保庭社長に話を聞いた。
【高実績の要因は】
整備に加えて販売も好調です。日頃のサービスサポートをしっかりと行えば、買う時も当社を指名していただけます。お客様をしっかりとサポートすることが何よりも重要と考えています。お客様に整備工場を分かってもらってから、買ってもらうわけですから、こちらとしても責任を持って対応ができます。輸入車はスキャンツールの対応など設備投資が高額になりますが、投資を惜しんだら仕事が止まります。これらが高いと思ったら次の商売ができなくなります。最新の設備があってこそ、お客様にしっかりと対応でき、また、お客様にもしっかりと反応していただけます。私の世代で言うと、ベンツでいえばW124、126などが主流でした。その後何度もモデルチェンジが行われていますが、得意な車しか整備できないと将来がありません。常に新型車について勉強しておかないと次の仕事が無くなります。つまり自分で線を引いてしまうと、そこで終わってしまい成長がなくなります。新しい車をどうケアしていくか、また、地域のお客様が安心して仕事を依頼していただくには、一生勉強が必要になります。お客様は、ドレスアップやチューニングにはお金をかけますが、修理代には、なるべくお金をかけたくないのが本音だと思います。輸入車は本当に好きな方だけが乗る傾向が強まっていて、二極化が進んでいます。当社は修理や整備が中心ですので、お客様と相談しながら、利益を落として、なるべく費用をかけないようにしています。現在、当社の売上は、整備部門と、車販部門の二本ですが、整備部門がしっかりと利益が出ていれば、車販部門の利益は、全てプラスアルファの利益となります。この利益を設備投資などに回していけるのです。つまり、土台である整備部門の利益確保が、最も重要だと考えます。この為、しっかりとした技術力とアフターでお客様から信頼をいただき、リピートユーザーを一人でも多くすることが大切です。これだけしっかりと、整備してもらえるなら、「買うときはCSKから買おう」というように、お客様に応援して貰える環境をつくることが仕事です。輸入車購入でつきまとうメンテナンスの信頼性を武器に差別化を行うことが好実績の秘訣であり、お客様からも必ず感謝されております。
【課題について】
「お客様に何をして差し上げられるのか」が最も重要なことである以上、それを意識して、実践できる人財を育成することが最大の課題といえます。お客様からメカニックを指名していただくことが最高の評価です。他社がやらないこと、ディーラーや大手ではやらないことをやり続けていく。それが町工場だと思っています。技術はサービスです。全社員がお客様に対して同じ目線で、同じ気持ちで対応していく。自分に出来る最大限のことをやる。同じ意思がないと、いいサービスが提供できません。これを全社員で実行できるようにすることが大切です。
当社は、お客様から差し入れやお土産をいただくことがよくあります。これを当たり前に思わないように言っています。お客様の立場で考えれば、修理代や整備代も払って、なお差し入れをくださる重みを考えて欲しい。お客様に満足を返すという意味では、本当にそれで足りているのか。最大限のサービスを提供できたのか。常にお客様目線でいて欲しいということです。
【私の望み】
私はヤナセ及びヤナセ系列の会社で17年、メカニックとサービスフロントマンを経験させていただきました。ヤナセでは、本当にいろいろな事を学ばせていただきました。また、そこで大勢の素晴らしいお客様と出会えたことも、私の人生に於いてとても勉強になる経験でした。今でも本当に感謝しております。 ただ、大きいディーラー故に出来ないことがあったのも事実です。一人のお客様と出会い、そのお客様のお車に関わる事「全てを私自身でサポートして差し上げたい」。そんな風にお付き合いしたいと思い当社を立ち上げました。かゆい所に手が届く便利屋でありたい。それが私の望みです。” カーライフを∞(無限大)の喜びに”これが当社のモットーです。
【店舗情報】
■所在地:東京都大田区大森西1-15-14
■電話:03-5753-4890
■営業時間:9:00~18:00(日祝日休)
■社長=久保庭 毅(くぼにわ・たけし)
■創業=8年
■工場種別=(認証番号1-11395号)
■スタッフ数=社員7名、アルバイト1名
常駐下請社員3名(鈑金塗装2名、内外装クリーニング&コーティング1名)
■敷地面積=350坪
■塗料=CROMAX
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