HAA神戸／アカダ電器製の新セリ機を導入、２０１５年初荷ＡＡから本格稼働へ

オークション 2014年04月17日

高級輸入車をはじめ良質車出品に定評のあるＨＡＡ神戸

　ＨＡＡ神戸（神戸市中央区、菊地秀武社長）は、アカダ電器商事製の新セリ機を導入する。２０１５年初荷ＡＡから同時８レーンのセリが本格稼働する。同社では「将来の拡張性を重視し新セリ機の導入を決定した」（菊地社長）とするように、１０レーン化にも対応する新システムの導入により、応札環境を整える。

　同社は前期より、会場の大規模修繕工事の実施や館内ＬＥＤ照明の導入、ＶＩＰラウンジの改修などにより、来場会員の快適性を高める取り組みを推進する。４月からは、１階食堂の一部を改装し、こだわりのラーメンとカレーを来場会員に提供する。応札環境整備の面では、５月１７日開催のＡＡより、ＪＵコーポレーションとの提携により、ＪＵナビと接続しセリ活性化を図る。

　前期の総出品台数は過去最多の４７万７０６１台を記録、開催平均９５４１台を集め、成約率も３ポイント上昇した。「ユーザー・初出品」カテゴリーの強化などが奏功した。今期（４８開催）は出品台数４５万８４００台（開催平均９５５０台）、成約率５５％を目標に掲げる。

　アカダは、中古車ＡＡ用のほか、食肉、畜産、花卉（かき）など、幅広い市場へのセリ機導入実績がある。既納先ＡＡ会場では、トヨタオートオークション（ＴＡＡ）、日産オートオークション（ＮＡＡ）などで導入実績があり、信頼性が高い。

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