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トヨタユーゼック(千葉市美浜区、北口武志社長)はこのほど、福岡県朝倉市に、九州北部豪雨災害復旧のための支援金を寄付した。2年前の同災害からの復興中である同市に同社の野々口純司常務や人見真司理事らが出向き、被災者支援のための浄財45万4550円を手渡した。
今回の支援金は、同社が運営するオートオークション(AA)会場、TAA九州(福岡県小郡市、稲田桂二会場長)が6月11日開催の「TAA52周年記念あじさい祭りAA」で特設した「ヴィンテージカーコーナー」の売上金の一部と当日の同会場での出品台数に応じた売上金の一部を拠出したもの。同社が全国会場で毎年6月に展開する「東日本大震災復興支援活動」とは別に、九州独自の取り組みとして展開した。『ヨタハチ』の愛称で今も愛好家に親しまれる名車「トヨタスポーツ800」など、昭和の時代を駆け抜けたヴィンテージカーが23台出品され、このうち12台を成約した。
東日本大震災の支援活動を全国展開するとともに、2年前に甚大な豪雨被害を受けた朝倉市の復興のために同会場の独自企画として展開した。
7月16日には、野々口常務らが朝倉市役所を訪問し、林裕二市長と面会して支援金を手渡した。
同会場では「未だ復興中であることを地域の一員として忘れず、一日も早い復興が出来ますよう、心よりお祈り申し上げるとともに、少しでも復興にお役に立てるよう、トヨタグループの一員として支援してまいります」としている。
同社は2011年の東日本大震災以降、毎年6月に復興支援活動を展開、福島県に寄付している。18年までの寄付金総額は約4000万円に達している。
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