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全国8ケ所の国際港でターミナルを有し、中古車輸出の一貫したサービスを手掛けるECLエージェンシー(東京都中央区・入江克之社長)は、今後拡大が期待されるロシア向け航路に関し、太平洋航路の強化を図ると発表した。
近年のロシア向け中古車輸出は、ウクライナ危機による低迷や、また年明けからグロナスチップ(車両緊急通報システム)の供給不足により、不安定さが否めなかった。しかし3月以降はグロナスチップの供給も安定し、さらにこれまで様子見で代替えを控えていたユーザーの需要も加わり、今後は物量の拡大が見込まれている。
今回、同社ではこのような需要拡大を見越し、これまで収容能力が800台規模の船から4000台規模の大型船、VIKING AMBER(2010年造船 全長167.25m×幅28.03m総トン数は39362㌧ シンガポール船籍)と同規模のVIKING OCEAN(2012年造船)を、グループ会社 イースタン・カーライナー(東京都品川区・吉田勝社長)の運航のもと、投入すると発表した。
同社の坂東博仁副社長によれば、「これによって日本海航路と同等の運賃をお客様に提供することができる」とし、従来の運賃よりも大幅な値下げを実現したとしている。
また、9月からアフリカ航路の船が初寄港し話題となり、近年中古車輸出ヤードとして、飛躍的な拡大を遂げている木更津港にも、定期寄港を計画中で来春には実現するとのこと。
これが実現すれば、これまで首都圏エリアのAA会場で仕入れし、日本海側まで国内輸送していた輸出事業者にとっても、大幅なコスト削減が実現されることから、今後大いに注目を浴びそうだ。
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