ロシア沿海地区におけるELVリサイクル事業に参入 - グーネット自動車流通

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ロシア沿海地区におけるELVリサイクル事業に参入

企業・団体 2017年09月21日
極東地域における最初のELVリサイクル施設設立
会社名:荒井商事
調印式で握手を交わすSMGヴィタリーCEO(左)と荒井社長

調印式で握手を交わすSMGヴィタリーCEO(左)と荒井社長

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 荒井商事(神奈川県平塚市:荒井亮三社長)は9月6日、ロシア沿海地区ウラジオストク市で開催された東方経済フォーラムにおいて、Sumotori Machinery Group Ltd(ロシア連邦共和国沿海地区アルチョム郡ティルスカヤ通り2番地、ヴィタリー・ベルケーンコ、以下SMG(スモウトリ社))との合弁によるELV(End of Life Vehicle)リサイクル事業に関する意向書に調印した。

 ロシア沿海地区において登録されている自動車の台数は120万台だが、90%超が日本製中古車であり、かつその約4分の1が車齢30年を超えている。一方、ロシア沿海地区を含むシベリア・極東ロシア地域には、ロシアの環境保護規定を満たすELVリサイクル施設は皆無であり、排ガス規制を満たさない日本製中古車に対する現制強化の在り方と相まって、現地政府にとって環境保護上、大きな問題になっている。 

 荒井商事はSMGとともに2013年からロシア沿海地区におけるELVリサイクル事業の可能性を検討してきた。その後、2016年5月に安倍総理がプーチン大統領に提案した日ロ経済協力8項目プランが具体化する中、JETRO(日本貿易振興機構)およびロシア極東開発省の支援を受けることが決まり、今回の合弁会社設立にかかわる意向書の締結に至った。極東ロシア地域におけるELVリサイクル施設は、これが最初のものとなる。

 ELVリサイクル事業に参入する合弁会社名はTeminaTOR Ltd(ターミネーター社)。出資比率はSMG51%、荒井商事49%とし、両社を合わせ約2億ルーブル(約4億円)の投資を予定している。設立は2017年11月以降、開業は2018年5月を予定している。

 記者会見の場で荒井社長は「ELVリサイクル事業に参入することでロシア国内にパーツの流通が増える。まずは、そのパーツがロシア国内に行き渡るように流通ルートを確立することが最優先」と語った。

 荒井商事は日本製中古車が圧倒的な極東ロシア市場において、中古車オークション会場運営事業者として、現地のSMGとともに環境保護の観点から低年式車の新陳代謝を加速することにより、同地域の環境保護と関連事業の発展に協力していくとしている。

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