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TAA九州(福岡県小郡市・島田俊秀社長)は10月11日、「九州会場16周年記念&ダイハツジョイントオートオークション(AA)」を開催した。出品台数は前年同期開催より200台以上多い2909台に上り、翌週の「同記念&SUAA九州スバルジョイントAA」においても2640台を集荷する堅調だった。成約率も概ね70%水準で推移、「売り」「買い」の活発なAAを展開した。
セリ開始前に行ったセレモニーでは、島田社長が挨拶に立ち「今回、撮影棟を新設し、検査も4レーン化しスピードアップを図りました。建物の2階には30人収容の講習室も設け、検査講習会などで活用してまいります。また、会場近くに1300台収容の新ヤードを確保、現在分散している各ヤードを集約できればと考えております。今後もさらに、会員の皆さんのビジネスのお役に立てる会場を目指してまいります」と話した。
今回の記念AAでは新ヤードの土地確保と来春の稼働を発表した。AA会場から約200メートル西方に収容能力1300台規模、敷地面積8000坪の新ヤードを新設する。来春以降、AA会場(2000台)と第2ヤード(200台)の2カ所を除く、残りの6カ所のヤードを新ヤードに集約化する予定。近隣の3カ所で3500台規模の収容能力を擁する体制となる。
撮影棟の新設により、従来の検査棟を拡張、検査ラインを従来の2レーンから4レーンに増加した。検査効率向上と精度向上に寄与するほか、作業の安全確保や正確性の向上に貢献する。講習室を活用した会員向け検査講習会も積極展開する。
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