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ダメージカー(事故や災害等により損壊した車両)の買取・販売・輸出を行うタウ(埼玉県さいたま市・宮本明岳社長)は、9月下旬にボリビアで開催された医療EXPOへの出展に伴い、CSR活動の一環として、主催団体のJILANA基金へ中古の医療用ベッドと車イスを寄贈した。その他にも、ボリビア国営放「Encontrados」を通じて車イスを2台、障がい者協会へ2台の寄贈を行った。
ボリビアでは、新品の医療機器は所得水準に比して高価なため、購入できない医療施設や医師が多く、医療機器・器材の不足や老朽化が深刻な問題となっており、医療環境の整備を妨げる大きな要因となっている。
このような背景を受け同社は、ボリビアに高品質で安価な中古医療・介護用機器を、安定的に提供することを目的に、9月より現地の中古品販売代理業者と販売代理店契約を締結し、現地販売を開始することを決定した。
それに伴い、9月23日よりボリビアで開催された医療EXPOに出展し、中古の医療用ベッドや車イス、超音波診断装置の展示販売を実施。閉会式では、同EXPOの主催団体であるJILANA基金に医療用ベッドと車イスを寄贈した。
一連の活動において、ボリビア多民族国立法議会から、同社は今年6月に同国への中古自動車販売・輸出事業において感謝状を授与されており、中古医療・介護用機器の販売においても大きな期待が寄せられている。
同社は「今後も中古車、中古医療・介護用機器等の輸出を通じて、ボリビアのみならず、海外現地における医療事情向上への貢献を目指します。企業スローガンである『Globaloop Company』に基づき、あらゆるモノの価値を最大化し、必要としている人へモノの命をつなぐ、『モノが大切にされ続ける循環型社会』の実現を目指し、CSR活動に取り組んでいく」としている。
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