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車買い取りフランチャイズチェーン(FC)を展開するユーポス(大阪市西区・柏原隆宏社長)は3月5日に2店、12日に1店のFC店を新たにネットワークに加えた。全国ネットワークは87店、関西は75店に拡大するとともに、今月からは九州地区でのFC加盟店募集を本格的にスタートさせ、早期の「全国100店体制」実現を目指す。
5日オープンのユーポス大和郡山店は大手加盟店のミナミシマ自動車販売(奈良県広陵町・南島忠男社長)による4店舗目のユーポスFC店。橿原、香芝、葛城に次ぐ新店舗で、奈良県北西部エリアにおいて、「面」を押さえた的確な営業展開を推進しており、新店の追加でさらに営業基盤を強めた格好。
同じく5日オープンの同近江八幡店は老舗販売店の奥村モータース(滋賀県湖南市・奥村正雄社長)による2店舗目のFC店。一昨年末にオープンした同湖南店も軌道に乗り、満を持しての2店舗目。
12日オープンの同天橋立店はパイナリーオート(京都府宮津市・松林富次雄社長)による初のFC加盟店。松林社長は「車検・整備、車販を中心に事業を展開してきたが、収益の柱として買取事業を加え、安定的な経営基盤を構築したい」と話す。また、「早期にユーポス事業を軌道に乗せ、隣接エリアでの新規出店など、複数店舗展開も視野に入れている」という。
ここ最近のユーポス加盟店ネットワーク拡大の特徴は、既存加盟店による増店意欲の高まりにある。収益基盤の安定とノウハウの蓄積により、複数店展開が容易なユーポス事業を通じて、業容を拡大する加盟店が目立つ。
また一方では、大手整備事業者によるFC加盟も目立ち、カーライフ全般をサポートする中、買取事業への関心の高まりを象徴している。
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