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KAA京都(京都市伏見区・大峰高社長)は10月21日、「創立12周年大記念オートオークション(AA)」を開催した。今年度最多出品台数となる846台を集荷、成約台数も最多の595台となり、成約率は70.3%の高水準となった。地元京都をはじめとした底堅い出品と落札により、活気あるセリを展開した。
セリ開始前のセレモニーではKCAAグループ(福岡県古賀市)の豊丸美行常務が挨拶に立ち、「皆様のご支援のおかげで今回の記念AAを迎えることが出来ました。タマ不足の折、750台の目標に対し、846台の出品を集めることが出来ました。KCAAグループ4会場では、今週より『AXIA WEB(アクシアウェブ)』との接続を開始しました。海外からのバイヤーに対応し、1台でも多くの出品車が売れるような仕組みを整えました」と話し、外部接続の強化を強調した。
来賓としてセレモニーに出席した地元JU京都の東將之理事長は「平成15年の創立から12年が経過されました。中古車市場が厳しい中、本日の記念AAには846台の出品を集められました。ますますのご発展を祈念いたします」と祝辞を述べた。
続いて挨拶に立ったJUコーポレーションの元坂明社長は「ネット無くして商売出来ない時代に入っています。ネットからの落札が40%以上を占める50%に迫る勢いです。業界の繁栄のため、皆さんとともに頑張っていきたいと思います」と話した。
今回のAAでは、今年度最多出品とともに、7割を超える高成約率となったが、「外部応札が久しぶりに4割を切った。底堅い外部応札はそのままに多数のバイヤーに来場いただき、場内の応札が活発だったことが要因。接続初日のアクシアウェブについても落札に手応えがあり、幸先の良いスタートとなった」(中島正典会場長)と大きな手応えをつかんだ。
同会場では、地元京都のほか、滋賀県などからの会員による出品、落札も多く、JU京都をはじめとした地元業界との密接な関わりによる底堅い出品、落札が同会場の基盤を強固なものにしている。当日のAAにおいてもディーラー出品が320〜330台規模に上り、地元ディーラーによる出品が堅調なことがうかがえる。
2015年9月期(14年10月〜15年9月)のAA実績は出品台数が前期比0.8%減の2万3366台となった一方、成約台数は同1.8%増の1万2745台となり、成約率は同1.4ポイント増の54.5%に上昇した。当面の目標は1開催平均500台出品、成約率60%の安定確保。
アクシアウェブは、海外バイヤー向けのオークション落札サービス。東アフリカを中心とした海外バイヤーが同社を通じて不在入札できるというもの。KCAAグループでは、21日の同会場と南九州、22日の福岡、23日の山口で接続を開始した。自社ネットをはじめ、幅広い外部応札環境の整備により、底堅い相場を形成し、出品店、落札店の満足度を高めている。
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