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ZIP大阪(神戸市中央区・神川薫社長)は10月1日、オートオークション(AA)会場を移転し、「ZIP大阪新会場オープン記念AA」を開催した。これまで15年間にわたってAAを開催してきた兵庫県西宮市鳴尾浜の旧会場から、神戸市中央区のポートアイランド内にあるUSS神戸会場のセリ会場、立体出品ヤードを借りての再スタート。高額車両の多い輸入車専門AAにふさわしい全天候型の立体ストックヤードにより、会員の下見環境は飛躍的に向上し、会員利便は高まった。
同社はUSSから、同会場立体ストックヤード6階を借り受けるほか、AA開催日は同会場のPOS席を借りながら、従来通りのセリを開催する。同社事務所も同会場建物内を間借りする形で、開設した。
セリ開始前のセレモニーで神川社長は「旧・鳴尾浜会場では平均400台と小粒ながら、輸入車専門会場として存在感を示してきたと自負している。新会場に移転したことで、当面の目標は1開催あたり500台という数字に設定した。AA会場としてのインフラも申し分ないUSS神戸会場で、社員一同、心機一転頑張っていきます」と挨拶した。
来賓として出席したユー・エス・エスの安藤之弘社長は「当会場も昨日10周年を迎えたところ。火曜日にはJBA、水曜日はUSS神戸、そして新しく木曜日にはZIP大阪が加わった。設備を最大限にご活用いただければ幸い。ZIP大阪として安定的に500台を集めていきたいとのことだが、我々も最大限ご協力させていただきたい」と、力強い協力関係を強調した。
続いて挨拶に立ったジェイ・エー・エーの早原弘明副社長は「今回の会場移転に際しては神川社長の英断とUSS安藤社長の懐の深さに敬服した。会員が天候に関係なく、じっくりと下見の出来る環境が整った」とし、会員サービスのさらなる充実を評価した。
セリスタート後に行った記者会見では、神川社長とともに、USSの安藤社長が同席し、記者の質問に答えた。神川社長と安藤社長の友好関係を象徴する一幕だったが、「USSとしても良い相手と提携することが出来た。週1開催のAA会場において、非開催日の会場をいかに活用するかは大きな課題。強い信頼関係のあるZIP大阪との提携はUSSとしても有り難い話」(安藤社長)とし、両社にとって最良の提携となった。
同社はUSSの協力により、立体ストックヤード6階と合わせて、出品台数によっては屋上も借りることから、これを合わせた最大収容能力は約1200台。
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