トップインタビュー/いすゞユーマックス高橋章社長に聞く・「安心と効率の両立 」と「お客様の利便…

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トップインタビュー/いすゞユーマックス高橋章社長に聞く・「安心と効率の両立 」と「お客様の利便性向上」のために

ひと 2014年05月27日
いすゞユーマックス 高橋章社長

いすゞユーマックス 高橋章社長

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 いすゞユーマックス(東京都品川区)は4月の人事異動で、代表取締役社長に高橋章氏を選任した。同社が運営する商用車専門に全国3会場を展開するIMA(いすゞモーターオークション)の近況と将来、商用車市場の動向について高橋章社長に聞いた。

ー御社の特徴はー
いすゞグループの一員として、第一にコンプライアンス。そしてメーカー系常設オークション会場としての信頼、公平性といったことを重視している。いすゞ中販からいすゞユーマックスとなって今年で15年を迎えるが、オークション会場以外に販売部とネット事業部を運営し三位一体でトラックのリユースをあらゆる角度から推進している。ネットでは会員制共有在庫システム(U-CON)の運営の他、オークションにリアルで入札も可能であり、それに伴って下見代行サービスも好評である。直近では4割近くがネットで落札されるようになった。安心と効率の両立とお客様の利便性向上のためにネットについても今後も力を入れていく。

ー商用車市場の動向はー
4月は新車については反動減があったが、中古車については良質車のタマ不足、円安といった外部環境もあり消費税増税の影響は少なかった。U-CONの掲載台数も4000台を超え、続いていたタマ不足傾向は若干改善され、オークション出品台数も増加傾向だ。3月は単価が過去最高を記録、4月は成約率と単価は若干減となったが高水準を維持した。特に大型車は車種によって新車の納期が1年近くかかることもあり、中古車の引き合いが強く全体として単価を上げる要因とみている。円安の影響もあり輸出は東南アジア、アフリカ向けを中心に増加傾向であるが、当面は国内中古車流通も堅調に推移すると予想している。

ー今後の抱負についてー
オークション出品車のより明確な評価基準を確立したい。品質と精度を向上させ、ネットでも間違いないという環境を整備してお客様満足を更に追及する。次に、幕張・神戸・九州の現車会場のインフラ・設備等を再整備する。ネット落札も増えてはいるが、現車会場に活気があって、その上でネット取引も成り立っているので、現車会場には今後も力を入れていきたい。特に神戸会場は現在1000台超の出品があり、セリ終了時間が遅くなることも多いため、2レーン化も含めて検討し顧客満足を向上したい。また、積極的に人材を募集して中古車のエキスパートを育て、将来的には中古車について経験豊富な人材をいすゞグループ内へ輩出し、広く中古車業界に貢献していきたい。
(聞き手・近藤厚志)

【プロフィール】
高橋 章氏(たかはし・あきら)昭和27年11月生まれ、61歳。神奈川県出身。慶応大卒業後、昭和51年いすゞ自動車入社。趣味はゴルフと読書。好きな言葉は「群れるな、こもるな、面白がれ」。



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