- 成約率92.6%を記録 2024年04月30日 [ NAA東京 ]
- 西部ブロック担当AAに1047台を集める 2024年04月30日 [ JU静岡 ]
- 初開催の「ヤナセコーナー」は93.3%の高成約率を記録 2024年04月26日 [ USS九州 ]
- リレー目標達成、バイクは独自検査で活発な応札 2024年04月26日 [ JU千葉 ]
- 出品、成約、成約率は今年3番目の高水準 2024年04月26日 [ KCAA山口 ]
ハナテンAA(大阪府松原市・米倉晃起社長)は7月12日に半期に一度の大イベント「設立27周年記念」を開催する。
当日は豪華賞品が当たるガラガラ大抽選会や取引賞など多数のイベントを実施、3,000台の集荷を目指す。
同会場は昭和57年4月に現オークションの前身となる「セリ市」を始め、昭和60年7月には現会場をオープンした。
その後毎年3割以上の急成長を遂げ、平成元年7月には規模を拡大。会場敷地面積1万7,000坪、ポス席900という西日本で有数のAA会場へと成長した。
そして同会場の看板コーナーと言えばユーザーコーナー。AA出品歴が3ヶ月以上なく、評価点3・5点以上、走行距離10万㌔未満の一般的に小売向けの良質車と呼ばれる車両が多数出品されるコーナー。全国的にはプライムや初出品という名前で呼ばれる場合もある。しかし同会場のユーザーコーナーは歴史が古く第1回開催は昭和60年まで遡る。コーナーの起源は名前の通りユーザーが直接会場に出品することで命名。岩谷和司オークション委員長は当時を振り返ってこう語る「ユーザーを会場調整室の横に呼んでセリをしていた。最も印象深い思い出は50万円で売り切りを付けた後に150万円まで競り上がって落札した瞬間にユーザーが卒倒して救急車で運ばれたこと。天にも昇る気持ちだったのでしょうね」
その後は個人情報保護法の見地からユーザー名を消して出品する形に変わった。しかしユーザーとの直接取引は多くの点で無理があり、会場が車両を買い取って出品するという形になり、その後買取り店の出現により爆発的に台数は増加した。
増加の要因としてはユーザーの下取り車がすぐに出品されるという新鮮さ。数日前まで公道を快調に走っていた車が出品される確率が高く、小売向け良質車の仕入れには最適との見解が浸透して今日に至る。実際に8割近い高成約を維持しているのがその証拠。
岩谷氏は「今後も同コーナーは注目度の高いコーナーとして存続するだろう。この信頼をさらに高められるようスタッフ全員で努力していく」と抱負を語った。
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