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シーエーエー(愛知県豊田市、永谷敏行社長)は、1月29日の岐阜会場、30日の中部会場から下回り画像の提供を開始した。初回については各会場新規車両のみを対象としていることから、岐阜会場で約1000台、中部会場で約2500台の車両に画像が付加された。外装写真については従来の6枚から9枚に変更、TC-webΣもしくは会場端末で閲覧が可能となる。
今回の下回り画像導入に当たり、現状の撮影ブースを一部改良、1ブースにつき下回り用カメラ3機を新たに設置した。これにより外装と同時に下回りの撮影を行うことができ追加の工数は掛からない。また、撮影システムを独自開発したことで、仕様の変更などをスムーズに行うことが可能となるほか、コスト面での恩恵も大きい。
対象車両は撮影ブースを使用しない大型トラック、現状車を除く全車。画像については、3機のカメラを用いて前方、中間、後方からのアングルで撮影。各部位に分けることで詳細な画像を提供することができる。
なお、東京会場、東北会場の導入についても、年度内を予定している。
会場関係者は「輸出業者を中心に会員からの下回り画像の要望は多かった。外部からの応札が増加している中、より安心して取引ができる環境をつくっていきたい。また、検討段階ではあるが、動画による提供も視野にいれている」と話した。
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