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JU島根(出雲市、浜村浩司理事長)は10月29日、「第527回オートオークション(AA)」(オールJU全国リレーオークション)を開催した。出品台数は目標の200台を大きく上回る257台に上り、このうち209台を成約し、81.3%の高成約率を記録した。同会場では今年7月以降の全開催で成約率80%超えを持続しており、当日も多くのバイヤーたちが手ゼリに参加したほか、外部応札も活発に入った。
同商組では、2020年6月12日開催のAAから、JUコーポレーションが運営するインターネットサービス「JUナビ&トレード」からの入札方式による外部接続を開始した。全国からの外部応札でバイイングパワーが増大、当初から高成約率を持続しているが、今年は新車の供給遅れなどによる中古車流通台数の減少などが影響して、これまで以上に応札が強まり、80%超えの高成約率を持続している状況だ。
浜村理事長は「年間15回のAA開催だが、常時200台規模の出品台数をコンスタントに集荷することを目指している。今回のリレーAAに際しても目標200台に設定したが、多くの会員による協力で250台を超える出品台数を集めることができた。一方、最近のAAでは常に8割を超える高成約率を持続、活発な売り買いでAA事業が盛り上がっている」と、AA事業活性化に大きな手応えをつかんでいる。
手ゼリによる活発な会場応札とともに、JUナビ&トレードからの外部応札が相乗効果を生み、AA事業活性化につなげている。
また一方では、AA会場への来場会員も多く、セリ席のパーテーション設置や消毒など、万全のコロナ対策を行い、会員を迎えている。会場設備のリニューアルも実施、AA会場の外壁も刷新した。
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