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USS北陸(石川県白山市、瀬田大社長)は10月16日、「新会場4周年記念祭AA」を開催した。当日は出品809台、成約651台、成約率80.5%、成約単価30万3000円。大イベントに向けて小売り向けの良質車集荷に注力、また、新車生産の遅れによる市場全体のタマ不足が起こしている需要高に支えられ、歴代3位の高成約率を記録する盛会となった。
セリ前のセレモニーで西山和正会場長代行は多くの来場の御礼とともに「2017年10月に片山津から白山市に移転して4年。会員皆様のおかげで無事、新会場4周年を迎えることができました。今後も、皆様に喜んでいただける会場づくりをスタッフ一同取り組んで参ります」と謝辞を述べた。
当日は、4つの特設コーナーを設置。「FAST PRIME(ファースト プライム)」には49台を集荷。スタート価格20万円以上で、過去6ケ月間に全てのオークションへの出品歴が無い車両が対象になることから数多くの良質車が集まり成約率69.4%、平均成約単価113万2000円の好結果となった。また、これからの時期、需要が高くなる「4WD」に32台を集荷。成約率62.5%と高成約率を記録した。そのほか、「事故現状車ホワイト」「高岡ヤードホワイト」が特設された。主な常設コーナーの成約率は「20MAX」77.1%、「7MAX」91.4%、「プライム&ディーラー」74.6%となり、高成約率をけん引した。
同会場では、周年記念イベントに向け会場スタッフ全員で積極的に活動。その結果、今期2番目となる出品店件数240社を記録した。また、同時に会場北側のヤードを整備。今まで砂利だった約300台分のスペースをアスファルトに舗装。利便性が大きく向上した。
取材の場で西山和正会場長代行は「当面市場環境は厳しいと予測されるが、会員様とのコミュニケーションを深め、地域に貢献していくとともに、北陸エリアの活性化につなげていきたい」と話す。
イベントでは全車出品料1000円(流札時)、取引1台賞で「堂島ロール」を進呈したほか、取引台数に応じて高級家電など豪華賞品を贈呈する台数賞を設定。また、スイーツサービスやタイヤ商談会などもあわせて実施した。
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