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HAA神戸(神戸市中央区・安藤之弘社長)は4月14日、「立体駐車場完成12周年記念オートオークション(AA)」を開催した。出品台数8620台を集めて盛大に開催した。このうち4447台を成約、成約率は51.6%、成約単価は69万円に上った。
セリ開始前のセレモニーでは、営業部の押田圭一担当部長が会場を代表して挨拶に立ち、会員への謝辞を述べた。
セリ開始後には押田担当部長のほか、4月からHAA神戸営業部に赴任したばかりの丸尾直輝上席次長が記者の質問などに答えた。
丸尾上席次長はHAA神戸の印象や今後の抱負について「根強いファンが多い会場。素晴らしい会員基盤がある上に、今後はUSSの良い部分を取り入れていけたら、さらに素晴らしい会場になる。西日本エリアはもちろん、東日本からも注目される会場を目指したい」と話した。
押田担当部長も「セリでの売買にこだわり、AA会場のあるべき姿を追求したい。新体制への移行を皆の原動力とし積極的な姿勢で会員満足を高めたい」と話した。
同会場では、8月のお盆期間を含む2週連続休催中を工事期間とし、セリ機の入替工事を行う。USS名古屋会場などで使用する富士通フロンテック製の最新鋭多機能端末を導入、ICカード方式を採用する。これと合わせ、事務所や館内設備などのリニューアルも進める。CISへの接続も同時期から実施され、USS系外部ネットワークを増強することで、活発な外部応札も魅力となる。
なお、8月25日開催のAAでは、新セリ機グランドオープンの記念開催を予定している。これに向け、旧ハナテン会員を含む会員のUSS会員への移行を進めている。
今後は複雑なセリコーナーの改編なども予想されるが、4月からは「輸入車ユーザー初出品コーナー」が常設化される。また、自社検査員を6人配属した。同コーナー常設化はバイヤーからの強い要望に応えたもので、これまで以上に買いやすく、小売りに即した良質車集荷が期待できる。今後はUSS各会場と特に人気が高い「プライムタイムコーナー」の展開など、USSブランドの看板コーナーが加わることも予想される。
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