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シーエーエー(愛知県豊田市、永谷敏行社長)は、「第3回インスペクションレベルアップキャンペーン」を実施、上位入賞者への表彰を行なった。
一昨年から行われている同キャンペーンは、検査に対する意識向上と技術のレベルアップを目的としており、全4会場34名の検査員を対象として、「検査ミス発生率」と「検査効率」から順位付けを行なった。表彰では金賞1名、銀賞2名、銅賞2名と入社3年目以内が対象となるルーキー賞1名に記念メダルと副賞が授与された。
本来であれば受賞者全員が本社に集まり、授賞式を予定していたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け中止、各会場単位で授賞式を行なった。
近年、検査の重要性が高まる中、同社では4年前より検査員個人の検査結果の分析を行ない、算出された傾向からトレーナーが適切な指導を行なうなど、検査の質向上に積極的に取り組んでいる。また、一昨年より全会場で検査方式を従来の紙からタブレットに切り替え、今回が変更後2回目のキャンペーンとなった。
取材の場で金賞受賞の黒田純一さんは「3年連続で金賞を受賞でき素直に嬉しく思う。現状に満足することなく、いつまでも挑戦する気持ちを持ち続けていきたい。入社して9年が経ち、後輩も増えてきた。常に見られていることを意識して、立ち振る舞いと検査についての考え方の見本を後輩に見せていく必要がある。これからも出品店様と落札店様の間に立ち、双方に満足して頂ける検査を行なっていく」と述べた。
また、勝田淳取締役は「自動車の構造や会員のニーズが変化していく中、検査の重要性は益々高くなっていく。引き続き検査環境の整備を行ないながら、研修を通じて検査員個々のスキルアップを行なっていきたい」としている。
【受賞者一覧】
※敬称略、カッコ内は所属会場
◇金賞
黒田 純一(中部)
◇銀賞
進藤 雅士(岐阜)
多賀谷 拳一(東京)
◇銅賞
村上 翔(岐阜)
前嶋 竜次(東北)
◇ルーキー賞
加藤 龍規(東京)
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