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USS九州(佐賀県鳥栖市・安藤之弘社長)は12月1日開催のオートオークション(AA)より、IC対応IDカードシステムなどを採用した新システムにリニューアルする。POS席428席に新システムを導入するもので、名古屋会場などUSS8会場で導入済みの最新スタンダードにリプレースし、会員利便向上とセキュリティ対策強化を図る。
新システムでは、IC対応IDカードを採用し、来場エントリーから取引した車両の搬出券発行までをIDカード1枚で利用可能。食事券や賞品引き換え券もペーパーレス化し、IDカードを読み取り端末にかざすだけで、サービスを受けられる仕組みで、USS会場の最新スタンダードとして全国的に認知が拡大している。
新システム導入に合わせて、座席端末もリニューアルする。タッチパネル式の22インチワイドモニターを採用、商談機能の追加や指値機能のバージョンアップを実施する。
新システム移行後は、総座席数900席に対して、POS席428席を用意する。
新システム移行工事は、AA休催日を設けず、段階的に実施する。11月17日の「24周年記念AA」終了後から工事がスタートする。翌24日のAAは、現システムを使用してPOS席約500席で開催する臨時対応を行い、12月1日からは完全に新システムに移行する。
同会場ではシステムリプレースに際して、このIC対応IDカードへの切り替えを会員に呼びかけている。システム移行直前の切り替えは混雑が予想されることから、「お早めの切り替え手続きにご協力をお願いします」としている。
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