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ウィード(兵庫県三木市・森本光則社長)は10月20日、加古川市平岡町のオートバックスNEW土山店内に、同社土山店をグランドオープンした。自社ブランド「エムクライム」のオリジナルパーツをまとった新車コンプリートカー専門店としてオープンしたもので、カー用品店の店頭で幅広い来店客にエムクライムブランドを訴求する。
新店舗はオートバックスNEW土山店の店舗内に約70坪のスペースを借り受けて開設したもの。展示台数は3台程度で、ゆったりとした店舗で実車やパーツを見ながら、ユーザーニーズに合った新車コンプリートカーを商談する。「カスタムカーをもっと身近に感じてもらうため、入りやすい店舗を心がけた」(安藝広志取締役本部長)とするように、落ち着いた空間に、ゆったりと並んだコンプリートカーを見ながら、新車の新しい買い方を提案する。
「新車は納車前にカスタムを施すことで、ローンに組み込むことも出来る。ユーザーはオートバックスという恵まれた環境で、車検対応で安心して乗れるカスタムカーを販売していきたい」(安藝取締役)とする。中心となる価格帯は400~500万円。トヨタ「ランドクルーザー・プラド」や「ハイラックス」などが中心となるが、「ランドクルーザー」や三菱「デリカD:5」などにもラインアップを拡大、近く「クライスラー・ジープ」のカスタムもスタートする予定。
安藝取締役は「オートバックスの抜群の知名度とネットによる集客を積極展開し、ユーザーの敷居を下げながら四輪駆動車のカスタムを訴求していきたい」と話す。
エムクライムブランドのパーツは全て車検対応で、四輪駆動車カスタムの初級者でも気軽に楽しめる。普段の街乗りなども十分に配慮されながら、完成度の高いカスタムカーを提供することで、ユーザー層を拡大する。
同社ではトヨタ「ハイラックス・サーフ」や「FJクルーザー」のカスタム専門店として、高い知名度を誇るが、三木市にある本店に来店出来ないユーザーの窓口とするほか、敷居を下げることで、幅広いユーザーに気軽に新車カスタムに触れてもらう機会を創出する。
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