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【繁盛店レポート】 芝自動車整備工場(鹿児島県霧島市)

2016-06-29


  

  • 積極的な経営革新を図る芝幸宏社長
    積極的な経営革新を図る芝幸宏社長
  • ロータス隼人タイヤラウンジ・ハイブリッド館
    ロータス隼人タイヤラウンジ・ハイブリッド館
  • ロータス隼人の宮園店長(写真中央)と職場体験の中学生(写真左)
    ロータス隼人の宮園店長(写真中央)と職場体験の中学生(写真左)
  • 芝自動車グループ本社
    芝自動車グループ本社

 創業60年以上の老舗自動車整備工場として、鹿児島県霧島市隼人で地域密着型営業を展開する芝自動車整備工場(芝幸宏社長)。芝幸宏社長は3代目社長として、2012年3月に就任した。長年培った地元での顧客基盤を持つ同社だが、12年4月には全日本ロータス同友会に加盟、同年8月には鹿児島県に経営革新計画が承認され、「ロータス隼人」を開設するなど、積極的な経営革新を行い、経営ビジョンである「100年企業を目指して」に沿った経営基盤の強化を進める。 (室田一茂)

■経営方針は5つのサービスに集約
 同社は①スペシャリスト、②スピード、③サポート、④スマイル、⑤ステップの5つのサービスを経営方針に掲げる。これらの項目を常に意識しながら、「人と車を通じて地域に安心と安全なカーサービスを提供しお客様に喜んで選ばれる会社になる」とする経営理念に重ね合わせる。

■車両法制定とともに、認証資格を取得
 52年6月、車両法の制定とともに自動車整備認証資格を取得し、自動車整備工場を開業した。創業精神を引き継ぎながら、「何か新しいことを」(芝社長)と、社長就任後は新たな経営基盤の構築を進める。県の「経営革新計画」承認や「中小企業小規模事業者ものづくり商業サービス革新事業に係る補助金」交付など、積極的な経営革新が地元自治体にも認められている。

■業態・サービスの違う4事業所を運営
 本社整備工場のほか、最新の環境対応型ブースを設けた鈑金塗装工場、軽自動車を中心の中古車拠点「ロータス隼人」、ヨコハマタイヤの専売店とハイブリッド車(HV)専門の中古車販売店を組み合わせた「ロータス隼人タイヤラウンジ・ハイブリッド館」を展開し、車検・整備から新車・中古車販売、中古車買取、福祉車両販売・整備、鈑金塗装、自動車保険、タイヤ・用品販売など提供するサービスは多岐にわたる。

■常に「サービス業」の感覚を持って
 自動車整備中心に地域に根差した営業展開を推進する中、車販部門による管理客拡大と整備需要の確保を目指す。「常にサービス業の感覚を」(宮園秀樹・ロータス隼人店長)と、車販に関わらず、カーライフ全般に対する提案を強く意識する。自社グループの強みを生かしたタイヤ販売やハイブリッド車整備など、カーライフをサポートする良きアドバイザーを意識する。

■地域社会への貢献、環境に対する取り組みを強化
 本社工場、タイヤラウンジには電気自動車(EV)の充電設備を設置する。HV整備にもしっかりと対応する。地域に根差した営業を進める中、地元中学生の職場体験などにも長年協力し、地元を代表する企業として存在感を高める。

【店舗情報】
会社名:芝自動車整備工場(芝自動車グループ)
住所:鹿児島県霧島市隼人町内1323(本社工場)
電話:0995-42-0700(本社工場)
代表者:芝幸宏社長
従業員数:13人
事業所数:4カ所