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様々な業種の工場が、多く隣接する瑞穂町長岡に欧州車の修理を得意とする鈑金工場がある。ストラット(東京都西多摩郡・中村秀幸社長)は、1983年開業以来、主にフェラーリやランボルギーニ、ポルシェと言った誰でも一度は憧れるスポーツカーの鈑金修理ををする為、8名の整備スタッフが日々技術の向上に努めている。ホンダやスバルディーラーの指定工場にもなっている為、欧州車だけでは無く、国産車にも強みがある。多数の実績を残しており、「仕上がりの良さ」を感じさせる工場だ。
【要望に120%で応える】
スポーツカーオーナーの要望を実現する為、整備スタッフの技術力だけでは無く、設備投資にも妥協は無い。特に車のフレーム修理を行う修正機は車種や用途に合わせて使い分ける為、3台を完備。フェラーリやポルシェ等のスポーツカーに合わせた「ジグ式」。一般の自動車向けの「ブラックホーク式」、そして多面引きが可能で交換ではなく直す事を前提としたフレーム修理を行う「オートポール式」と、修正機についても万全の体制を整えている。徹底した拘りを見せるストラットには、全国からポルシェやフェラーリオーナーが集まる。年間1000台の修理の内、ポルシェは50台、フェラーリやランボルギーニは30台と、年間数多くの鈑金修理を行い、オーナー達の要望を満たし、全国にファンを創っている。
【夢は車を1台自ら創る】
30年程前、ホンダS800、日産GTR等のレストアから始まり、ポルシェのオリジナルボディー制作が原点となり、今の同社がある。元通りに直す事だけでは無く、様々なニーズに合わせて対応する事が大切だが、非常に難しいと話す。欧州車の修理や鈑金は苦労も多いが、やりがいを感じる事が出来、技術者としての喜びがそこにはあると言う。30年前に車好きの青年が起こした会社は、今は車好きのニーズを満たす技術者として活躍している。そんな車が好きで止まない中村社長の夢は、車を1からすべて自分自身で創り上げたいと熱く語る。
【今後の課題】
ディーラーの指定工場として日々入庫も多い。入庫台数が多い中で、仕事の質も必要だがスピードも求められる。そこにどう我々の技術力を活かした仕事をしていくか、そして一般のお客様に対してもこの技術力を提供していく為、個人客の数も増やしていく事が必要。1回1回の修理が「営業」だと思う。だからこそ、お客様から信頼を得られる仕事を提供していきたい。(中村秀幸代表取締役)
【店舗情報】
所在地:東京都西多摩郡瑞穂町長岡3-10-1
電 話:042-557-5533
営業時間:9:00~18:00
代表:中村秀幸
創業:1983年
工場種別:関東運輸局認証工場 (No.1-11392)
スタッフ数:社員10名(フロント・事務2名、メカニック8名)
設備:フレーム修正機3台、塗装ブース・4輪アライメントテスタ完備
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