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USSグループ東北拠点の要、USS東北会場長を務めるユー・エス・エス(USS)池田浩照常務取締役に同会場での取組みと今後について、話を聞いた。
―USS東北で重視していることは
全員営業。誰彼なく接客できて、オールマイティに仕事ができること。会員の満足を追求していくにあたり、部署ごとに分断した業務では、どうしても対応のスピードが遅れる。営業は営業だけをやっているのではなく、来場していただいた会員にレベルの高い接客もできなくてはならない。同様にシステムや経理といった事務系の職種であっても、それだけをこなしているだけでは、会員に満足を提供できない。社員全員が部署、部門の分け隔て無く、オールマイティに仕事が出来てこそ、会員に対して高い満足が提供できると考えている。そういった意味でも「全員営業」ができる組織を目指している。
―具体的には
例えば、営業がお客様に訪問した際、不満があがった場合は、全スタッフで内容を共有している。仮にそれがクレームとなった場合、どのスタッフが担当しても迅速に対応ができる。営業担当者だけが、内容を把握していれば、それで良いということではない。情報の共有が対応スピードを上げ、会員の満足度を高めることになる。
―今後について
USS東北会場は、東北6県のみならず、全国から活発な応札がある。東北地区では車が無いと生活できないという方も多く、まずは、近県の需要を満たすため、軽自動車や4WDといった車種構成比率を高めたい。幸い地元のディーラー様とは懇意にしていただいており、特にスバル、三菱、スズキといった販売会社様から良質車を多く出品していただいている。これは東北会場の強みであるので、この強みを更に強化していきたい。この3つのディーラーコーナーは特に全国から応札が入るので、成約率は8割から9割の人気コーナーとなっている。また、会員の声をもっと聞いて、新たな施策を打ち出し、新たな価値を提供出来るよう取組む。そして会員の満足を追求し続けることで、会員とともに進化、成長を遂げていきたいと考えている。
(聞き手・近藤厚志)
(プロフィール)
池田浩照氏(いけだ・ひろみつ)1961年生まれ、52歳、愛知県出身。1984年ユー・エス・エス入社後、同グループ全国拠点のシステム開発・導入に尽力。2006年常務取締役就任、現USS東北会場長を兼務。
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