軽自動車検査協会／平成２５事業年度事業計画に関する説明会を開催

企業・団体 2013年05月02日

軽自動車検査協会・中山寛治理事長

　軽自動車検査協会（東京都新宿区）は４月２５日、平成２５事業年度事業計画に関する説明会を開催した。
２５年度の「検査件数」及び「手数料収入」については、昨年度比でそれぞれ１０３.６％増を見込んでいる。検査件数は１万５２９３件（昨年度１万４７６３件）、手数料収入は１６７億２千４百万円（昨年度１６１億４千百万円）の見込み。
　今年度の検査・届出関係業務については、公正かつ確実で合理的な検査を実施し、「不当要求防止対策」をより一層徹底、また電話予約で問題となっている空予約防止対策を行いユーザーの利便性を確保する考えである。
また、車両不具合の的確な抽出、自動車ユーザーへの検査結果の提供、不正改造車の排除等のため、検査結果を電子化する。業務の円滑化の観点からは、「車両番号標認識装置」の導入を進め、検査業務を一層高度化する。
　協会のホームページについては、利用のしやすさ、情報の充実度の改善を進める等、全面的に改訂を行いＣＳ（利用者満足度）についても向上させていく考えである。
　また、軽自動車の技術の進歩が著しく、また、長期使用等が進展していることから、それに対する今後の検査内容、方法について調査検討を進めるとともに、検査の基礎となる「自動車基準の国際調和活動」が活発化していることから、各国における様々な検査内容、検査方法の開発について、その動向把握と分析を行い、今後の検査内容や方法について改善を行いたいとしている。

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