- 成約率92.6%を記録 2024年04月30日 [ NAA東京 ]
- 西部ブロック担当AAに1047台を集める 2024年04月30日 [ JU静岡 ]
- 初開催の「ヤナセコーナー」は93.3%の高成約率を記録 2024年04月26日 [ USS九州 ]
- リレー目標達成、バイクは独自検査で活発な応札 2024年04月26日 [ JU千葉 ]
- 出品、成約、成約率は今年3番目の高水準 2024年04月26日 [ KCAA山口 ]
イオンとの提携、未進出エリアなどへの新店オープンを発表、決算での好実績を連続し成長する『ハナテン』。社員数520名(24年7月現在)の企業を率いる米倉晃起社長に話を聞いた。
【業績好調の要因は】
「今の厳しい不況下で順調に業績を伸ばせている要因は、『人材教育』と『経営方針の徹底』が徹底できていることだと思う。当社は年に2回行う全社員会議で、単年度と中期の経営方針をしっかり伝えている。また、経営方針から接客対応、営業マニュアルなど当社の業務を遂行する上で必要なノウハウを記載しているオリジナルの『ハナテン手帳』を配布、各自が学んでいる。左ページに、社の方針や会社が期待する仕事のやり方、考え方が書いてあり、、出来ない場合は何故出来ないのか自己診断を行って右ページに書き込み、課題を把握できるようになっている。この手帳は、私が社長就任2年目に配布したが、使いこなせば出来ない仕事はないと自負している」
【常識や慣習に拘らない経営スタイルを取られていますね】
「毎年期初に行う全社員会議に、取引がある全ての金融機関を招き出席してもらっている。上場企業で取引金融機関が全社会議に出席し、『社内目標』と『社外目標」を公開している上場企業は少ないのではないか。銀行は実績という過去を重視し、将来という可能性をなかなか見てくれない。融資する企業の実績だけではなく、どのような人材がいてどんな経営をやっているのか詳しく知ることは融資を行う上で根拠になると考え、出席してもらっている。2部構成で第1部は内容も厳しく硬い会議ですが、第2部は決起大会を兼ね社員のパフォーマンスなどもある楽しい会議になっている。
【中・長期の目標は】
ビッグ・ハナテングループでは『売上高1兆円』を目指している。当社は、今期第48期だが2年後の第50期に売上500億を目指したい。今期目標の350億(社内目標)と150億以上乖離しているが、目標は高い方がいい。
【経営課題は】
今期新卒社員を51名採用したが、来期は100名を採用する。この人材の戦力化がキーと考える。
『企業は人なり』と言われているが、地域のお客様から繰り返しご利用いただき、家族・友人・知人・親戚までに紹介し、「ハナテンがあってよかった」と言っていただけるためには『社員力』が不可欠である。個人の成長は他力本願ではダメ、全ての成果は自分の努力であり、自己成長は自力本願に気付くか気付かないかの差である。手帳にも『方針を実行する主役である社員一人一人に実施責任を持って頂きます。』と書いています。社長の務めは、社員がやりがいのある仕事が出来る条件を整えることであり、その結果、成果が得られれば、それは社員のお手柄です。私自身が先頭に立って汗をかいて働きます。無理を承知で高い目標を掲げ社員の皆さんに協力をお願いしている。
【新たな展開について】
昨年展開した『イオン内店舗』の販売が好調に推移している。在庫が110~120台に対し、毎月60~70台をコンスタントに成約している。売り筋が軽自動車とエコカーになったことでイオンに来る客層と商品車のマッチングがいい。まさに『ストライクゾーン』だ。まだ具体的なことは発表できないが、イオン提携第2弾(2店舗)の交渉を進めている。
これからもチャンスがあるエリアには出店し続け、お客様目線で前に進み、社員の夢を叶えるためにも『日本一の自動車販売会社』を築き、ライバルの追随を許さない会社を目指していく。
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