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日本の自動車市場において、クルマの価値観が変遷する中、新しい乗り方を提案するジョイカルジャパン(東京都品川区、早川由紀夫社長)と商用車専門の全国FC組織トラック市を展開するトラック市(埼玉県川口市、小川広太郎社長)が2月1日、自動車販売のトータルサポート店舗の販売強化を目的とした業務提携に合意した。
クルマの所有概念が使用にシフトする中、ジョイカルは時代の要請に応じ、カーリース販売に焦点を当て、月々1.1万円からコミコミで利用できる「セブンマックス」や低価格の月額リース料を提供する「NORIDOKI」などを展開し、ユーザーから好評を得ている。しかし、メーカーの問題や半導体不足により、新車の納期が遅れる中、ジョイカルは提携によりトラック市の強みを活かし、自動車販売のトータルサポート店舗の販売体制を強化する。
特に、トラック市が進める商用車販売および中古トラック販売のブランド化を通じて、地域密着型の自動車販売店舗を構築し、メーカー系ディーラーにも負けない存在を目指す。
同社とトラック市は、それぞれが得意とする事業の販売支援策を提供し、加盟店の販売体制の強化・補完を図る。加盟店は、乗用車から商用車まで幅広く取り扱うことが可能になり、全国に唯一無二の自動車販売型整備工場の構築が見込まれる。この提携により、地方の特長を生かし、地域密着型かつ付加価値の高いサービス提供を実現していく方針だ。
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