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日本自動車工業会(以下、自工会)の発表によれば、2023年の二輪車市場は、前年比100%の好調な成績を収めた。その中で、特に注目されたのは原付二種(排気量:51〜125cc)の前年比5割増加であり、軽二輪(排気量:126〜250cc)は前年並みで推移した。原付一種と小型二輪は前年を下回ったものの、総体的な市場は順調に拡大している。
この好調な成績には、新型コロナ感染症の第5類への移行に伴う行動規制の緩和や、国内バイクメーカーによる魅力的な原付二種のラインアップの拡充などが影響している。さらに、2023年11月22日の自工会会長職の交代時に発表された「7つの課題」に基づき、業界は物流や商用の高付加価値化から電動車の普及、国際競争力の確保まで、様々な課題に対処する姿勢を示した。
2024年に向けて、自工会二輪車委員会は2023年の振り返りと2024年の市場活性化に向けた方針を発表した。市場の安定化が求められ、特に若年層や女性層のバイク愛好者を増やすことが焦点となった。また、バイクの市場動向が他の趣味や行動に分散している現状を踏まえ、商品の魅力だけでなく、イベントや体験を通じてファンづくりが強調された。
2024年における具体的な取り組みとして、メディアミーティング、情報発信、イベントの開催、「8月19日はバイクの日 HAVE A BIKEDAY」などが挙げられている。これらの施策を通じて、バイクファンへのアプローチや地域振興が促進され、バイクライフを広く楽しむ文化を築くことが期待される。
業界は引き続き「7つの課題」に取り組みながら、これらの施策を通じて二輪車市場のさらなる拡大を目指していく。
【関連動画リンク】
https://youtu.be/H-4qavjlNAE
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