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岐阜県中古自動車販売協会・商工組合(岐阜市日置江、横山隆仁会長・理事長)中濃支部は12月8日、関市立関商工高等学校にて、教育活性化事業を実施した。当日は、機械科2年生76名が参加、自動車産業界における現状と将来展望や自動車メンテナンス基本技術などの講義が行われた。
人口減少、少子高齢化、若者のクルマ離れなど、自動車業界を取り巻く環境は楽観視できないと考える同協会では、教育活性化事業を積極的に展開し、今後の進路選択の参考に役立ててもらいたいとしている。
同事業は今年で8回目となり、今年は76名が参加、毎回受講者に興味を持ってもらうため、趣向を凝らした内容となっている。また、講義に先駆けて寄贈式を実施、今回のプロジェクトでリーダーを務める藤吉真澄氏よりエコラン用のタイヤ8本が寄贈された。
講師にはJU岐阜より専任スタッフ18名が参加。講義内容は、自動車メンテナンスの基本技術としてタイヤ交換の体験、運行前点検などの他、地元ディーラーの岐阜トヨタ自動車と連携、水素自動車(ミライ)やハイブリッド車(プリウス)の構造説明などが行われた。
取材の場で横山会長は「少子高齢化や若者の車離れなど、我々車業界は厳しい状況に置かれています。産学連携という場をいただいて、若い世代の方に啓蒙活動を行い8年になります。車に接することによって車業界に関心を持ってもらい就職の際の選択肢の一つにしてもらえるとありがたいです」と話した。
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