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日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は2月1日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。1月の国内鉄スクラップ相場は全国的に軟調推移したが、月末にかけては新規輸出相場の反発を背景に下げ止まりの様相を呈した。月末のH2炉前価格は関東が前月比一部1000円安の5万1000~5万2000円、関西が同1000~1500円安の5万2500~5万4000に続落しているが、関東ではすでに安値修正の値上げが出始めている。
国内炉前価格に比べ安値に低迷にしていた輸出価格が1月に入り上昇に転じたことで、値下げ余地を残していると受け止められていた国内価格の下落に歯止めをかける形となった。韓国向けH2輸出価格は月初の4万7000円(FOB)から月末には5万2000(FOB)へと5000円切り上がり、これに刺激を受ける形でベトナムや台湾向け輸出価格も値戻し機運を高めつつある。
また鉄鉱石や原料炭など高炉原料価格の年明けの再上昇と半導体不足に伴う自動車の減産がそれぞれ、HS、新断ちに先高感をもたらし、上級品種も上伸基調を再び鮮明にし始めている。製品や半製品価格の海外市況が上向く中、国内鉄スクラップ相場は2月以降、本格的な反発局面を迎えるとの見方が増えているとしている。
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