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ガリバーインターナショナル(東京都千代田区・羽鳥兼市会長、以下:ガリバー)での、2015年上半期(2015年3月1日~2015年8月31日)売れ筋ランキングを発表。
<上半期の傾向>
上半期1位のダイハツ・タントは広い室内空間と豊富な在庫で人気が集中するモデル。また、3位のスズキ・ワゴンR、5位のダイハツ・ムーヴ、7位のスズキ・スペーシア、10位のホンダ・N BOXと軽自動車が5台ランクインし、軽自動車の根強い人気が伺える。登録車では2位の日産・セレナをはじめホンダ・ステップワゴン、トヨタ・アルファードとミニバンがランクインし、4位のホンダ・フィット、6位のトヨタ・プリウス以外は背の高いワゴンタイプの車がランクインするなどファミリータイプの車に人気が集中している。
<市場の動向>
今後の中古車マーケットの見通しは、上位では相変わらず軽・ミニバンといったファミリーカーが上位を占め、コンパクトカー・ハイブリッドカーといったエコカーがその中に割って入る構図が継続すると考えられる。しかし今月開催される東京モーターショーでは新型プリウスの詳細が発表され、プリウスユーザーの乗り換えが予想される。現状でもプリウスの中古車在庫は揃ってきていますが、モデルチェンジにより乗り換えが活性化し中古プリウスのランクアップが期待される。下半期も軽自動車にエコカーといったカテゴリーが上位となり、コストパフォーマンスが高い車の人気は当面継続するだろう。(自動車研究所所長:鈴木)
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