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自動車技術会(東京都千代田区、寺師茂樹会長)は、2020年秋季大会をオンラインで10月21日~23日の3日間にわたり開催した。自動車技術者・研究者が最新の研究成果を発表する「学術講演会」は、2019年が316講演だったが、オンライン化にした事により講演数が増加し341講演の発表があった。参加者数は学術講演会3408名、無料イベント(特別座談会、Technical Review、学生ポスターセッション)2357名の合計で5765名となった。
大会期間中Lに録画配信された特別座談会では「どうなる !?with CORONA社会のモビリティ技術」と題して、新型コロナウィルスの影響で働き方や暮らし方が変わり、社会全体が大きく変わろうとしている中、自動車(モビリティ)の新しい価値は何かについて、OEM3社のトップマネージメントメンバー(寺師茂樹氏(自動車技術会会長 /トヨタ自動車)、坂本秀行氏(自動車技術会前会 / 日産自動車)、三部敏宏氏(本田技術研究所)が語った。
大会2日目のTechnical Reviewでは、国立研究開発法人産業技術総合研究所の工藤 祐揮様を講師として招き、自動車をライフサイクルアセスメント(LCA)の観点から検討する際に留意すべき点を分析事例に基づいてオンラインのLIVE配信で紹介した。
大会3日目の学生ポスターセッションでは、高等専門学校生、大学生、大学院生20名から日頃の研究成果の発表があった。最も優れた発表には優秀賞を授与。結果は後日、本会サイト上で発表される。その後、学生とスポンサー企業との交流会をオンラインで実施し活発な意見交換により技術交流を深めた。
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