【フロントランナー】ＬＡＡ岡山会場営業課　白井綾さん硬式野球部選手からＡＡ会場営業課へ/シティライト

【フロントランナー】ＬＡＡ岡山会場営業課　白井綾さん硬式野球部選手からＡＡ会場営業課へ

ひと 2019年12月11日

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真剣かつ誠実な姿勢で「白井ファン」が増大中、地元岡山にも愛着

会社名：シティライト

ＬＡＡ岡山営業課の白井綾さん

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　２０１９年はシティライト（岡山市北区、丸山明社長）の硬式野球部にとって、大きな飛躍の年となった。７月１３日に開幕した「第９０回都市対抗野球・本大会」（東京ドーム）で悲願の全国大会出場を決めたほか、１０月２５日に開幕した「第４５回社会人野球日本選手権大会」（京セラドーム大阪）においても全国大会初出場を果たした。０７年秋の創部から１２年、地元岡山の社会人野球チームとして地域で親しまれ、今年は大輪の花が開花した。こうした華やかな話題が同社を彩る中、創部１２年の間に野球部を退団した選手もまた、同社の各部署で活躍しながら、着実に会社の一員として大きな役割を果たす。ＬＡＡ岡山会場（岡山市南区）の営業課に配属された白井綾さんもその１人だ。　　　（室田一茂）

　白井さんは神奈川県出身だが、同社野球部に入団するため岡山の地に。高校時代は県立高校ながら、競合ひしめく神奈川県大会でベスト４に入ったことも。その後進学した桜美林大学では首都大学野球リーグで３番打者、捕手として活躍した。同社硬式野球部に入団したきっかけは知人に入団テスト（セレクション）を勧められたことから。岡山は全く未知の場所だったが、今では岡山で結婚、定住と地元への愛着も年々深まっている。こうした中で、同社はシティライトスタジアムの命名権取得、地域での社会貢献活動を積極展開するなど、地元での存在感が高まっている。「岡山での知名度も高く、社員として誇りに思える会社」と、会社への愛着も強まる。

　「ケガが続き全力で野球に取り組めなくなった」と、野球部退団を決断すると同時にＬＡＡ岡山会場営業課から引き合いがあった。配属後は持ち前の笑顔や誠実な姿勢で、社内や会員各社との信頼関係を深めている。「働きやすく、包み込んでくれるような環境」とするように、当時はオートオークション（ＡＡ）業界はもとより、自動車に対して全くの素人だった白井さんを周りのスタッフたちがフォローしてくれたという。
　「最後までやり遂げる」という強い信念を持ち続け、１つ１つ仕事を覚えながら、成長する姿に同僚からの信頼も増している。学生時代から野球に一生懸命取り組んだ強い気持ちは現在の業務にも生きている。朝倉進一会場長を中心とする同社営業メンバーの持ち前のチームワークにもうまく溶け込み、良い雰囲気の中で、向上心を持って仕事に取り組む。
　最近ではＡＡ開催日に調整室に入り、会員から預かった１台１台の出品車をコンダクターとして大切にセリにかける。「キャッチャーなだけにキャッチも上手」と会員からも信頼が厚い。岡山で結婚、１歳半の息子や家族との時間を大切にする白井さん。真剣、誠実な姿勢が心を打ち「白井ファン」が増大中だ。

＜プロフィール＞
白井綾（しらい・りょう）さん　１９９０年１２月２２日神奈川県相模原市生まれ２８歳。同社硬式野球部入部を機に岡山へ。野球部退団後ＬＡＡ岡山会場営業課に配属。趣味はスポーツ観戦とゴルフ。毎日の楽しみは帰宅後に家族の笑顔を見ながら嗜む「熱燗」。

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