- 「スプリングフェスタ パート2」は出品9770台、成約率63.2… 09時48分 [ USS名古屋 ]
- 株式化19周年は新規出品車比率が9割 2024年04月22日 [ ベイオーク ]
- 今年度初の「ヴィンテージカーコーナー」特設 2024年04月20日 [ ZIP東京 ]
- 23年度は歴代最高出品台数記録 2024年04月20日 [ TAA横浜 ]
- NAA名古屋43周年記念は成約率86.2%の盛会 2024年04月20日 [ NAA名古屋 ]
トヨタユーゼックが主催するTAA東北会場(福島県郡山市・北口武志社長)は6月13日、「TAA52周年記念&ダイハツジョイントAA」を開催した。
TAAは設立月の6月を「周年記念月間」と題し、全会場で周年記念を開催。今年で9回目を数える「東北チャリティ―キャンペーン」、同月恒例の来場アンケートをはじめ、全開催において来場出品落札取引賞や来場プレゼントを進呈し、記念月間を盛り上げる。
当日のセリは、昨年の周年記念を大きく上回る出品1450台を集荷。うち、仙台ヤードで300台超、「ダイハツコーナー」単体の出品で「軽自動車コーナー」を上回るなど、各コーナーで活発な応札が展開され、セリは活況を呈した。成約は1140台、成約率78.6%、平均成約単価35万4000円の好結果を収めた。
2018年のTAA東北の実績は出品6万7617台(前年比101%)を記録。直近5年でみても毎年前年の出品台数を上回っている。今年の1月-5月期でも前年比110%、エリアシェアも過去最高を記録している。
また、2018年の成約率も80.3%の高実績を記録。今年の1月-5月期も80.2%と高水準を維持しており、買える車がある、買える会場として期待、利用されている。
鹿島谷光二会場長は「高成約で新鮮なタマも揃っており好評。『東北会場は車が買える』との話もいただく。出品店、落札店ともに東北会場に期待値を持ってもらえている」と好調な実績の背景を語った。
取材の場で千原朝明執行役員は「『東北チャリティキャンペーン』はオールTAAで取り組んでいる。数年前には、このチャリティキャンペーン活動を知り、当社に入社したいという人もいた。また、福島県が子供たちに向け交通安全の啓蒙活動に寄付金を使ってくれるなど、地域貢献もでき、地域との繋がりも感じる」と話した。
鹿島谷会場長も「『東北チャリティ』は東北会場が全10場の中でトップランナーでないといけない。出品台数ではなく、お客様にチャリティの趣旨もしっかり説明し参加いただくことが大事」と話した。
セリ前の挨拶に立った千原執行役員は早朝から「昭和42年に日本初のオークション会場としてオープンして以来、皆様のご支援をいただき52周年を迎えることができた。5月終了時の累計出品は1290万台に到達し、7月には1300万台の達成も見込める状況にある。8月末にはTAA全会場を合わせた累計回数も1万回を超えることも予定されている。会員皆様にご愛顧いただき感謝。毎年恒例となっているが6月をTAA52周年記念月間とし、全国TAAで会員皆様に感謝の意を込めた企画を行なっている。また、こちらも恒例となっているが震災から8年が経過した中、復興に向けた取り組みの一助として、本年もオールTAAとして「東北チャリティキャンペーン」実施させていただく。昨年は約250万円、8年間の累計では3700万円を超える寄付させていただいた。引き続き少しでも復興のお役に立てるよう今月お取引きいただいた売上から、会員様1社につき100円を寄付させていただく。是非、ご協力、ご協力をお願いします。また、より良い会場とすべくお客様アンケート、満足度調査を実施させていただく。日頃より感じておられる会員皆様の忌憚のないご意見をご記入いただきますようお願い申し上げます。私共TAAは、本年も更なる会員様の利便性向上に向けたニーズの把握に一層取り組むべく、まずは会場・ヤード等のインフラ回りより充実させるべく、昨年度より函館・神戸・日高・松山にヤードを新設し、本年4月には千葉に新港ヤードを開設した。また、来年1月には兵庫県に11番目のTAA会場をオープンする。また、昨年より始めた日野コーナーも開始した。今後も開催の中身とインフラ面の両面を充実させていただくよう取り組んでいく。またインターネットのTC-webΣも8月から従来のパソコンからのセリ参加に加え、会員様のご要望の高かったタブレットとスマートフォンからもセリにリアル参加できることをリリースさせていただく。こちらも従来の機能に加えて他会場間の切り替え等もしやすくなっており、サービス開始までお待ちいただきたい。中古車流通において会員皆様がより安心して買える、売れる会場となれるよう、各地域の皆様との関係を大切にしながら地域密着で今年も会場運営を心がけ、更に検査精度を磨きながら全社一丸で取り組んでいきたい」と述べた。
最後に鹿島谷会場長より当日のイベントとコーナー紹介が行われ、セリ開始となった。
オークション関連の過去記事を検索する