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自動車知識に関する唯一の検定として、認知度が拡大する「くるまマイスター検定」を受験する業界関係者が増えている。JU宮崎の青年部会長を務める菅原利幸さんもその1人だ。菅原さんがくるまマイスター検定を知り、受験を志したきっかけは自動車流通新聞に掲載されていた同検定の記事だったという。2016年の第4回検定で2級に合格、翌17年の第5回検定での1級不合格を経て、18年秋の第6回検定で見事1級の難関をクリアした。
菅原さんは同検定の受験を志した思いを「自分が仕事で関わっている自動車がとにかく大好きで、腕試しをしたかった」とする。第5回検定で最初の1級チャレンジに惜しくも失敗したが、こうした挫折も乗り越えて「受験を通じて得られたことはとても大きい。自分たちの扱う『クルマ』という商品を改めて学ぶ、良い機会になった。自動車業界に従事する方なら、まずは受験をお勧めしたい。自動車産業の背景や歴史を学ぶ良い機会になり、『クルマ』に対する愛情もこれまで以上に増した」と話す。
菅原さんが合格した第6回検定での1級合格率は9%だったという。1時間で100問を解く中、正答率8割が求められるという超難関だ。
1級受験を通じて「勉強すればするほど、業界への理解が深まる。経営者の方からスタッフまで幅広い関係者に知ってもらいたい。同検定を通じて、改めてクルマ業界への誇りを持つことが出来た」と太鼓判を押す。1級受験に際しては、「情報収集の幅が広く大変難しい」とする。自動車の文化的、歴史的観点やデザイン、政治など、あらゆるジャンルの設問が設けられているという。
若者のクルマ離れなどが指摘される中で「道具としてのクルマではなく、例えばワインソムリエのように、自動車業界に従事する中で、顧客に対してあらゆる提案が可能となり、仕事の深みも増した」という。
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