【２０２１年年頭所感】ユー・エス・エス代表取締役会長安藤之弘　代表取締役社長瀬田大

2021年01月01日

瀬田大社長（左）・安藤之弘会長（右）

新年あけましておめでとうございます。

２０２１年を迎えるにあたり、旧年中に賜りましたＵＳＳグループへのご愛顧とご支援に心より御礼申し上げますとともに、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。

　昨年はまさにコロナ禍の１年でありました。ＵＳＳグループは会員の皆様のご商売を最優先に考え、全国に19か所ありますオークション会場で休催しないよう、懸命な感染症対策に努めてまいりました。また、政府の緊急事態宣言が解除された６月頃からは、通勤等の移動手段に改めて自動車が見直されたことなどにより、国内の中古車需要が急回復し、その後新車販売が持ち直すなど、徐々に平常化に向かっていることに安堵しているところでございます。

　さて、昨年のＵＳＳグループを振り返りますと、５月にはＲ名古屋会場に約３０００台収容可能な立体駐車場が完成したほか、新たな取組みとして「下回り画像撮影システム」や「３６０度内装撮影システム」を導入し、多くの皆様からご好評をいただいております。また、将来的にオークション会場におけるＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）を実現するため、車検証のＩＣ化を見据えたデジタル出品や、車両検査結果のデジタル表示などを進めておりますので、今後ともご期待いただけますと幸いです。

　本年（２０２１年）は、昨年より続くコロナ第３波による幕開けとなりましたが、欧米ではワクチン接種が始まるなど、世界中が終息に向かうことを願うとともに、延期されている東京オリンピック・パラリンピックの開催をきっかけに実態経済が本格的に回復することを期待しております。また報道では、経済産業省が国内で販売するすべての新車について、２０３０年代半ばに電気自動車（ＥＶ）やハイブリッド車（ＨＶ）などの電動車にする目標を掲げる方向で調整しているとされており、電気自動車の普及が急速に進んでいくと思われます。

　ＵＳＳグループは、時代の変化を先取りし、今後も設備投資や人材育成に注力することで、末永く会員の皆様にご支持いただけるよう努力してまいります。

　最後となりますが、本年も皆様のご商売が益々発展いたしますことを祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。

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