挨拶に立つシーエーエー三宅取締役と壇上に並ぶJU東北各県会長
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ＣＡＡ東北会場（岩手県紫波町、永谷敏行社長）とＪＵ岩手（岩手県矢巾町、小原隆孝理事長）は１０月２０日、ＣＡＡ東北会場において「ＪＵ岩手青年部合同ＣＡＡ東北謝恩ジャンボＡＡ」を開催した。
当日のセリは出品数・成約率ともに歴代２番目となる高実績を記録。目標出品数の１５００台に加え、昨年同会の１７９０台をも上回る１９２９台の出品車を集荷。また、同会場の看板「初出品コーナー」においても会場新記録となるコーナー最高出品数を記録するなど盛会となった。加えて、同開催の新規搬入比率は８９.６％となり、全出品車の約９割を占める新規搬入車を求め、活発なセリが展開された。その結果、成約１５５７台、成約率は８０.７％、平均成約単価２３万円の活発な商いへと繋がった。
当日はＪＵ東北リレーも兼ね、ＪＵ東北各県会長や執行部、青年部が来場し花を添えた。
三宅享取締役は東北会場のセリについて「東北会場は初出品コーナーに力を入れている。今では全出品車の３割を同コーナーが占めている。数年前の同コーナーは１００台程度の出品数であったが、出品車の構成比が変わったことで出品車の質も変わった。また、セリのリズムも良く、競りあがる。外部からも活発な応札が展開されている」と話す。また「東北会場のスタッフは自信に満ちている。イベント企画も会員様に好評を得ており、会員様との距離も近く接点をしっかり持っている。加えて菅原会場長が会員や販売店としっかり関係を構築し、地元の方々に地用される会場になっている」と話した。
菅原由充会場長は「初出品コーナーは毎開催で出品車の３割を占め、看板コーナーに育った。同コーナーは高く売れ、外部応札も強い。応札も北海道や関東からも入り、値段も関東と変わらない。軽コーナーと売切りコーナーとの構成比も良くバランスの良いコーナー編成になった。また、スタッフも自信を得た。以前は開催毎に一喜一憂していたが、それも無くなり雰囲気も明るくなった。イベント企画もスタッフが『会員様が喜ぶものを』と意識した取り組みを実践しており、会員様から注目をいただいている」と同会場について話した。今開催について「ＪＵ岩手の出品店数は過去最高となり、多くの方に参加いただいた。合同開催に向けて活動も積極的であり、裾野が広がった」と話した。今後については「偶数月に大きなイベント開催の実施を目指して行きたい。地元の方々はもとより多くの方に利用される会場にしていきたい」と語った。
今開催についてＪＵ岩手小椋淳司流通委員長は「事務局と流通委員会が連携し出品車集荷に努めた。結果として出品店参加社数は過去最高レベルとなり、出品数も５００台弱にまで集めた。また、小原理事長もＪＵ東北各県に声掛けをしていただき、各県の協力を得られた。開催を通じて会員が協力し携わることで組織にも好影響をもたらした。より活性化を図る上でも会員拡大は必須」と話した。また、今後の取り組みについて小椋流通委員長は「会員の商売をより良くするための一つの方法として出張検査を考えている」と話す。その背景には岩手県は日本で２番目の面積を有し、会員店も広範囲にわたる。来場および出品する際の会員の負担は大きな課題になっている。この負担を軽減できる方法として小椋流通委員長は出張検査を検討している。
五十洲専務理事は「小原会長理事長は経営方針に会員１００社を掲げ目指している。今期は４社増え、協会員は８０社までに増えた。組織を強くすることが事業の強化に繋がると考える小原会長理事長のもと、事務局も組織強化に邁進している。今開催でも組合員が積極的な協力のおかげで出品車も集まった。ＪＵ岩手の事業の軸は封印だが、協会員が増えたことで取り扱いも２.５倍となった。利便性を高め、活用いただくことで組織も良くなる。将来像を持って事業に取り組んでいく」と話した。
西暦元号早見表
19時00分
JU福島
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