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TAA中部(三重県川越町、北口武志社長)は10月8日、年間3大イベントの1つ「菊まつり」を開催した。当日は、前年を超える出品3205台、成約2826台、成約率88.2%、成約単価51万9000円を記録、また同日より4レーンの運用を開始した。
コーナー別では、4レーン化にともない、新設した「マツダ」および「マツダ売切り」は出品57台、成約率96.5%、同じく新設の「MAX25」は出品52台、成約率78.8%を記録した。既存コーナーでは、「スバル」および「スバル売切り」が出品179台、成約率95.5%、「ハイブリッド・EVファーストプレミアム」に出品192台、成約率93.8%、「AAデビューセレクション」は出品298台、成約率94.3%となった他、北陸ヤードでは出品429台、成約率90.4%となり全体の高成約を牽引した。
4レーンによる利便性向上は大きく、従来の2レーンであれば今回のような出品台数が3000台を超える開催の場合、セリ終了時刻が21時前後となっていたが、今開催では17時と約4時間の短縮となった。また、事前のテストや会員への告知、また人員配置の調整など念入りに行ったことにより、当日のセリは順調に行われた。
取材の場で浦田利光会場長は「まずは無事に4レーンのスタートを切れホッとしている。継続していくことが大事になるので、引き続きスムーズな進行を心掛けていきたい。また、レーン数が増えたことで、会場運営の幅が広がった。今後も色々なことに取り組んでいきたい。特に4レーンを活かしたコーナー編成を行なっていく」と抱負を述べた。
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