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TAA中部(三重県川越町、北口武志社長)は6月11日、「あじさいまつり」を開催、出品2202台、成約1674台、成約率76.0%、成約単価55万円を記録した。
コロナウイルス感染拡大の影響を受け、3月以降、全国的にオートオークションの成約率、平均成約単価は下落した。同会場でも85%前後あった成約率は60%前半へ、平均成約単価も55万円から一時は30万円前半まで落ち込んだが、5月末の緊急事態宣言解除後は徐々に回復、今開催においても、完全に元に戻ってはいないものの、復調の兆しを見せた結果となった。
コーナー別ではスバルコーナーに120台が出品、成約率87.5%の好結果になったとともに、ダイハツコーナーにも中部会場、北陸ヤードあわせて111台が出品され、活発な取引が行われた。
取材の場で浦田利光会場長は「スバルやダイハツなど他メーカーの出品が厳しい市場環境の中、底支えになっている。また、一般店の出品が対前年比120%になっているのも大きい。今後もトヨタを中心とした販売店の車両と一般店の車両をバランス良く集め、応札力を高めていきたい」と述べた。
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