【トップインタビュー】ジップ・松本社長に聞く - グーネット自動車流通

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【トップインタビュー】ジップ・松本社長に聞く

ひと 2020年05月25日
輸入中古車業界全体の活性化を目指し、クルマが集まる高く売れる会場づくり
会社名:ジップ
松本社長

松本社長

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 ジップの株式を取得したヤナセ。創業105年の歴史の中で大正時代以来オークション事業への再挑戦となる。ジップの新社長に就任した松本伸氏に今後の運営とヤナセ在籍時代の取り組みについて話を聞いた。(齊藤寛英)

―オークション事業への参入目的は
 目的はヤナセの中古車事業の強化。今までは小売が主業態であったが、流通市場における出口戦力にも力を入れていくことで中古車事業全体の強化を図っていきたい。これまでもヤナセは各オークション会場に多くの車を出品していた。今回、オークションを運営するにあたっても、その基本的な流れは変わらない。ヤナセにとっては、流通市場を持つことで、小売中心であった中古車全体のライフサイクルを、より早く回転できると考えている。もう一つの目的に、輸入中古車全体の活性化がある。オークションを通じて中古車市場の活性化につなげることは、ヤナセだけではなく輸入車業界にとっても良いこと。その意味でもジップはヤナセだけではなく、今まで以上に他のディーラーや販社様と新たなマーケットの開拓に力を入れていく。もちろん今までおつきあいをいただいている方々は大事にしていく。

―ヤナセの強みは
 ヤナセの強みはディーラーネットワークであり、良質の中古車を生み出せること。特にトップブランドを扱っている点は強み。今回の株式取得の合意もジップとヤナセが安心して取引しようと双方から持ち掛け、お互いの目的が一致した。ジップとしては既存の取引は引き続き大事にし、新規を増やしていきたい。

―目標、営業活動については
 目標としては営業活動を新規に絞っていく。既存のお客様には営業活動を通じて1件でも2件でも取引を増やしていただきたい。また、出品店と落札店様にもサービス向上を図っていきたい。例えば初落札をいただいたお客様へのジップ×ヤナセダブルネームのボールペンの進呈も一つ。ジップ=ヤナセを認識していただくために何ができるかを考えている。名刺ひとつを取っても名刺に似顔絵を入れ担当を覚えてもらいやすいものにした。ヤナセの小田原支店時代に親しみを持っていただくため、スタッフ全員の似顔絵を描いた名刺を作った。似顔絵を見た子供は喜んでスタッフに話し掛けていた。まずはジップを、スタッフをしっかり印象づけ、出品店と落札店様にとって身近な存在になりたい。

―ヤナセ在籍時の取り組みについて
 ヤナセでは神奈川県下の各支店長を歴任。芝浦本社では「BPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)推進室」で業務改革・改善を推進してきた、販売・サービスのあるべき姿(行動基準)ヤナセらしさを追求して営業管理システムを作ってきた。内容はマニュアルだけではなく、ギミックなシステム、自負になるが他メーカーの方も見に来るほどのよくできたシステムであった。簡単に言えば、お客様へのコンタクトサイクルを視覚化した。お客様とセールスの状況が一目でわかるシステム。訪問についても何故いかないといけないかの理由も示している。セールスが動く基準が楽になった。お客様の年齢も毎年更新され、家族やペットの名前も表示される。クルマについても未入庫期間や点検状況が把握できる。まさにヤナセが掲げる「クルマのある人生を創る」システムを目指し作った。更に、人員効率や業務効率の向上と収益に与える状況のマネジメントを図るため、PL、BS、マーケット、人員効率などが一つの表でわかるようにした。各店舗の経営状況が1枚のシートでわかる。これを拠点経営推進部時代に定着させた。BPRの考え、(PDCA)仕組みは、ジップでも活用したい。まだ一カ月。手探りの状態の部分はあるが、楽しみでもある。

―ジップをどのような会場に
 ジップの強みは、輸入車専門オークションとして質の良いクルマを量的にも揃えられること。「ジップに出した方が高く売れる」「ジップに行けば良いクルマが手に入る」という良い流れを作り、輸入車のプロに提供していきたい。ヤナセの車だけではなく、同じ輸入車を扱っている方々にジップに出せばメリットがある、という印象を持っていただかなければいけない。オークションを通じて人が集まるマーケットにしていくことが輸入車業界全体を盛り上げていくことになると考えている。ヤナセが流通事業に関わることで、同業者から一緒に盛り上げていこうという声も少なくない。ジップのカラーを変えるのではなく、今までの取り組みを生かしながら魅力ある輸入中古車中古マルシェにしていきたい。

【プロフィール】
松本伸(まつもと・しん)昭和36年8月生、神奈川県小田原市出身。1985年ヤナセ入社。現湘南支店配属後、小田原支店長、戸塚支店長、三ツ沢支店長を歴任。営業時代には顧客にリースの本質を捉えた経営的観点からの提案を最初に手掛け、法人営業の拡販で実績を残した。芝浦本社にてBPR推進室(現経営推進部)、営業推進部、中国営業本部にてエリア新車・中古車担当部長、拠点経営推進部長を歴任。好きな一節に吉田松陰先生晩年の「親思う 心にまさる親心 けふの音すれ 何ときくらん」。処刑されるわが身より、親の気持ちを気遣う手紙に感銘を受けた。趣味は歴史散策。高校までは駅伝選手として丹沢路を駆けた。また、ヤナセでは似顔絵好きで通っており「似顔絵魔」として有名。

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4、4.5点

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