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昨年10月に新潟会場長に着任した丸尾直輝会場長代行。同氏は「地域に根差した会場運営」を掲げ取り組んでいる。3月にはより利便性の高い会場を目指し、セリシステムの全面リニューアルを実施。以降、システムリニューアルを呼び水に3週連続で1000台を超えるオークションを開催。併せて出品店件数が過去5年で最高も記録するなど丸尾会場長代行着任以降、より地域の商売に欠かせない会場として存在を高めている。
―地域に根差した会場運営
「着任以降、出品車を目にしてきたが、新潟には良いクルマがたくさんある。それを知ってもらうためにも、もっと注目される会場になるべく、策を出していきたい。特に雪国の車は錆や腐食のイメージが強く敬遠されがちだが、実際にさほどではない。マイナスのイメージを隠すのではなく、見せていくことで商売に繋げたい。注目いただくためにも毎開催1000台を目指したい」と話す。
地域特性を考慮し3月に「コンパクトカーコーナー」を新設するなど、丸尾会場長代行の目は常に会員と現場を見ている。
―今後はソフト面の強化を
「新潟会場のスタッフは前向き。スタッフは13名だが、それぞれがマルチに色々な業務に対応できる。また、パートの方も会場づくりに貢献し、全員が新潟会場をより良くしようと取り組んでいる。仕事もやりやすく、良いスタッフに恵まれている。システムリニューアルにより、ハード面の強化はできたが、これからは社員力をもっと高め、会員の皆様に利便性の高いサービスを提供できるように励んでいく」
―学んだことを活かして
「今まで各会場長のもとで勉強してきた。実際に自分が考える際には、各会場長の方たちならどうするだろうと頭を過る。勉強させていただいた各会場長と自分の考えを照らし合わせながら取り組んでいる。何よりも相手の立場に立って考え『公平公正』を第一に運営していく」
【プロフィール】
丸尾直輝(まるお・なおき)、1973年11月生。1996年にUSSに入社後、岡山会場・本社オークション運営本部・神戸会場・横浜会場・HAA神戸に赴任。入社以降、オークションの現場を通じ運営を学んできた。好きな言葉は「実るほど頭を垂れる稲穂かな」。謙虚であり誠実さを持って運営に取り組む。
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