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日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は5月1日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。新型コロナウィルス感染の勢いは衰えず、4月の鉄スクラップ市況は前月に続き荷動き、価格共に低調に推移した。国内価格は前月末と比較し、大きな値下がりは認められなかったものの、全国的に小幅値下げとなり、H2の月末価格は関東で1万9000~2万円となっている。
海外市況は、主な供給地である米国、欧州がコロナウィルス問題のロックダウンの影響から供給が滞りだしており、需要国で値上がりしている。トルコでは、No1HMS価格が1カ月で50ドル上げの257ドルCFRレベルでの成約が聞かれ、アジア地区向けにも欧米のシッパーは高値を唱えているものの纏まった成約は報告されていない。欧米産に比べ割安感のある日本産鉄スクラップへの引き合いは強く、ベトナム、台湾、韓国向けで国内電炉向け価格よ千円~2千円高いレベルでの成約が聞かれる。
コロナウィルス関連では、今後自動車産業に代表されるように国内製造業の落ち込み、解体工事の延期等による鉄スクラップ母材の流通量の大幅低下が見込まれる一方で、電炉の鋼材生産量も減少する見込みであり、国内での鉄スクラップ流通量の回復は難しい状況にある。
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