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日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は4月1日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大した影響で3月の鉄スクラップ相場は国内外ともに軟調推移し、特に海外市場で下落が加速した。感染の終息が見通せず、経済活動が萎縮する中、鉄スクラップ相場は先行き不透明感を強めている。
国内では3月に九州地区で値下げが加速した半面、関東では月末のH2炉前価格が1万9500~2万500円、関西では2万~2万1000円を形成し、前月末からの下落は500~1000円に踏みとどまった。電炉鋼の粗鋼生産は前年同月比マイナス推移を続けているものの、製造業の生産調整などを背景に市中回収量も落ち込んでおり、余剰感が出ていないためとみられる。
一方、海外ではトルコ向けHMS新規成約価格が前月比で70ドル以上急落し、200ドルCFRに接近しているほか、米国では国内相場が大幅に下落し始めているとの情報も出ている。世界的に先安感が根強い中、海外需要家は様子見姿勢を強めており、日本産スクラップ新規輸出商談も冷え込んだまま新年度を迎えている。
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