緊急事態宣言受け、１５日から無来場のＡＡ開催へ/ベイオーク

緊急事態宣言受け、１５日から無来場のＡＡ開催へ

オークション 2020年04月08日

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特別措置として流れ車両出品料１０００円

会社名：ベイオーク

８日のＡＡではＰＯＳ席を間引くなどの対策を実施

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　ベイオーク（大阪市住之江区、塩原淳平社長）は４月７日、政府による緊急事態宣言を受けて、８日開催のオートオークション（ＡＡ）からの特別措置を発表した。８日開催のＡＡについては、引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行うほか、基本的には来場自粛を要請しながら、ＰＯＳ席を１席ずつに間引くなどの特別措置を行った。１５日開催のＡＡからは、ＰＯＳ席を封鎖するなど、会場でのＡＡ参加（調整、応札など）が出来なくなる。自社ネット（ベイネット）など外部端末からのセリ参加を呼びかける。特別措置として、４月８日、１５日、２２日、２９日のＡＡ開催においては、流れ車両の手数料を１０００円とする（売切りブロック、軽四２ブロックは対象外）。

　同社では、来場会員へのマスク着用、アルコール消毒液の常備、館内の消毒、換気などを徹底しているほか、サーモグラフィーカメラの導入などを積極実施している。７日の政府による緊急事態宣言を受けて、ウイルス感染対策をさらに強化し、中古車流通業の中核を担うＡＡ事業の継続により、社会インフラとしての使命を遂行していく考え。

　８日のＡＡでは、引き続き来場会員にマスク着用の徹底などを要請しながら、ＰＯＳ席は１席ずつ間隔を空けながらの運用とした。ランチサービスは弁当で提供に切り替えた。

　次週１５日からは、ＡＡ自体は開催予定でが、無来場での開催を予定する。ＰＯＳ席は全面封鎖、ランチサービスも中止しており、「ＡＡ参加（調整、応札など）でのご来場はご遠慮いただきますよう、お願い致します」としている。こうした内容は、政府発表後すぐの７日夜、会員への同報ＦＡＸや自社インターネットホームページなどで発表した。

　ウイルス感染拡大の重大局面である今、会員や事務局スタッフの安全確保を第一に考えた決断だ。

　１５日開催のＡＡは当初、「株式化１５周年大記念ＡＡ」の開催を予定していた。１５周年という大きな節目でさまざまなイベント企画なども用意していたが、緊急事態に対応して大記念ＡＡの延期も同時に発表した。「状況が改善され次第、改めて開催させていただきます」とする。

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