川崎大輔のアセアン市場まるわかり⑬ - グーネット自動車流通

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川崎大輔のアセアン市場まるわかり⑬

コラム 2020年02月25日
ベトナムの自動車タイヤマーケット
会社名:アセアンカービジネスキャリア

 ベトナム自動車工業会(VAMA)によると2018年の新車販売台数は28.9万台(対前年比5.8%増)。新車市場が急成長し、街中にたくさんの車が溢れている。2012年には8万台だった新車市場だが、10年で3.6倍の市場となった。新車が増えることでベトナムにおけるタイヤ市場も急拡大している。その中で、大きく2つの変化が生まれてきている。1つ目の変化は「個人商店からの総合カーケアへの移行」だ。今までは、パパママ個人商店でタイヤの購入・交換をしていた。しかし、最近ではしっかりサービスが望まれてきている。現在のベトナムのタイヤ小売店は個人商店という形がメインだ。個人商店では、店舗を持っているところもあれば、店舗がなく道端で売っているところもある。日本にあるオートバックスやイエローハットのような大手流通業者はベトナムでは見かけない。しかし、最近、タイヤ販売・交換だけでなく洗車や軽整備(オイル、バッテリー交換)や、カーフィルムなどを複合的に取り扱うところが出てきた。

 2つ目の変化は、「ディストリビューターからの小売多店舗化への進化」という流れだ。各タイヤメーカーは、ベトナムの各エリアでディストリビューター制度をとっている。地方の有力な企業がタイヤのディストリビューターとなり、地方の小売店へ卸す。ベトナムで販売していくには有力な地元企業の力が必要だ。各エリアのディストリビューターは、マルチのタイヤメーカーの取り扱いを行っており、有力な企業の力は一層強くなっている。今まで小売販売店に卸販売を行っていたディストリビューターだが、最近は自ら小売も行うようになってきた。今後はディストリビューターによる小売化、そして多店舗化が進んでいきそうだ。

 ベトナムの1億人規模の人口、旺盛な消費需要、地理的な要因、アセアン域内における関税の自由化は大きな魅力を感じる。また、タイヤ産業の特殊な魅力となるが、ベトナムは世界3位のゴムの産地。現地で原材料を調達できるメリットは大きい。自動車タイヤビジネスの大きな広がりがそこに存在していることは間違いない。


<川崎大輔 プロフィール>
大学卒業後、香港の会社に就職しアセアン(香港、タイ、マレーシア、シンガポール)に駐在。その後、大手中古車販売会社の海外事業部でインド、タイの自動車事業立ち上げを担当。2015年半ばより自らを「日本とアジアの架け橋代行人」と称し合同会社アセアンプラスコンサルティング にてアセアン諸国に進出をしたい日系自動車企業様の海外進出サポートを行う。2017年に株式会社アセアンカービジネスキャリアを立ち上げアセアン各国からの外国人整備エンジニアを日本企業へご紹介。アジア各国の市場に精通している。経済学修士、MBA、京都大学大学院経済研究科東アジア経済研究センター外部研究員。

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