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MIRIVE埼玉(埼玉県深谷市、伊藤文彦社長)は1月8日、「新春初荷&G1AA」を開催した。
当日は伊藤社長より、2020年に愛知県弥富市にオープンを予定している「MIRIVE愛知」について「オープン時期は6月から7月、開催曜日は金曜日」と発表がなされた。2020年、MIRIVEは埼玉・大阪・愛知の3会場を通じて流通の活性化、会員の利便性向上を図っていく。
当日のセリは出品2194台を集荷。成約は1511台、成約率68.9%、平均成約単価51万9000円となった。
セリ前の年頭のあいさつに立った伊藤社長は「昨年は新天皇即位に伴う『令和』への改元、ラグビーワールドカップ開催等、明るい話題もあったが、自然災害に見舞われた年でもあった。自動車流通業界においても昨年10月に実施された消費税10%の影響は大きなものがあると認識している。特に新車販売台数は10月以降前年を大きく下回り、年間でも対前年を下回ることが想定されている。オークション業界においても10月以降の全国の出品台数、成約台数も前年を下回る状況となり、大変厳しい環境になっている。このような厳しい環境下において、MIRIVE埼玉会場の2019年の実績は、総出品台数18万5215台、対前年110.3%、成約台数においても13万9293台と対前年108%の伸長を記録することができた。弊社がこだわる成約台数、また出品台数ともに6年連続で過去最高を更新できた。これも会員皆様の厚いご協力の賜物」と謝辞を述べた。
続けて「MIRIVEでは昨年の10月に旧関西松原オークションを経営統合し、新たにMIRIVE大阪会場として立ち上げた。また、今年は6月から7月にかけて愛知県弥富市にMIRIVE愛知会場を開設する。この三会場それぞれの地域でシェアを高めることにより、より応札力を高め、会員皆様のご商売の機会が増えるように努力していく」と述べた。
また、MIRIVE愛知会場について「愛知会場は愛知県弥冨市のゴルフ場跡地に建設を進めている。敷地面積は約4万5000坪、約5000台の出品車両を余裕を持って配置、収容できる会場となる。MIRIVE初となる検査棟も備え、より正確な検査を実施することが可能となる。オークション会場は約600席のポス席を備え、快適にご商売が出来るように設計している。愛知会場のオークション開催日は金曜日を予定しており、これにより水曜日の埼玉、木曜日の大阪、金曜日の愛知と三日連続でMIRIVEのオークションを開催することになる。好評をいただいているMライブの機能を更に強化し、全国どこからでも快適に応札できるようにする。是非、愛知会場への参加もお願いします」と紹介した。
最後に「MIRIVEは経営理念である『創造的挑戦』を実践すべく、会員の皆様方の声に真摯に対応し、会員皆様方の売り買いの場におけるサービス向上を常に考え、様々なことに挑戦したいと思っている。より売りやすく、買いやすい会場となるべく、また、より良いサービスを目指してスタッフ一同、弛まぬ努力を続けていく」と述べた。
取材の場で伊藤社長は「売り買いの場を提供するのがオークション。その為にも出品しやすい、買いやすい環境を作ることが大事」と語った。
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