第15回通常総会ならびに記念講演会、第33回定期総会懇親会開催 - グーネット自動車流通

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第15回通常総会ならびに記念講演会、第33回定期総会懇親会開催

企業・団体 2019年11月04日
変化を受け入れ今までの考え方を変えていく
会社名:NGP日本自動車リサイクル事業協同組合
総会終了後の記者会見に臨む左から青木副理事長、佐藤理事長、小林副理事長、藤原新副理事長

総会終了後の記者会見に臨む左から青木副理事長、佐藤理事長、小林副理事長、藤原新副理事長

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 NGP日本自動車リサイクル事業協同組合(東京都港区、佐藤幸雄理事長 以下、NGP協同組合)は10月28日、第15回通常総会ならびに記念講演会、第33回定期総会懇親会を東京都内のホテルにて開催した。

 第15回総会の冒頭で挨拶に立った佐藤理事長は創立33年を迎えた感謝を示すとともに「急速に変化している時代を切り開くためには、その変化を受け入れ今までの考え方を変えていかなければならない」と将来を見据えた強い想いを述べた。
 また、自動車業界を取り巻く状況について「2018年10月4日、日本を代表する企業のトヨタとソフトバンクが『移動体』や『乗り物』を意味する『モビリティー』という言葉を使い、未来の交通サービスの実現に向けた提携を明らかにした。自動運転の車など、次世代の車の開発を進めるトヨタ、そこに、ソフトバンクのIT技術を融合させ世界的な競争に生き残ることが狙い。いま、自動車産業では『CASE』に代表される様々な技術やサービスが生まれており、1社ですべての開発をまかなうのが難しい中、国境を越えて、各社が網の目のように提携関係を結び、しのぎを削っている。そのような中で、次世代の自動車産業の覇権はもはや、ハードを提供する車の会社ではなく、 テクノロジー企業が覇権を握る可能性があり、2つの大企業が手を組んだ今回の提携は、車の生産だけでは競争に勝ち残れないというトヨタの強い危機感が背景にあるといわれている」と述べた。 
 この状況を踏まえ佐藤理事長は「時代が変化していく中でも忘れてはいけないのは、“お客様第一”というNGPの理念だ。お客様に必要とされ、頼りにして頂ける存在であり続け、組合員が各地域で№.1の事業者になることがNGPの将来の目指す姿だ」と述べた。
 続けて「この様な状況があるからこそ、我々も強い危機感もって、組合員個社だけの対応ではなく、NGPグループの総力を結集し、スケールメリットを活かした戦略立案と実行が重要と考えている。本年度は、我々の事業の柱である『国内部品販売・海外部品販売・素材販売』この3つの事業基盤を更に強固なものにするために、車両の確保が必要不可欠である。そのための一つの施策として、一般カーユーザーからの車買取サービス「廃車王」を引き続き強化していく。『廃車といえば廃車王』を認知するための活動を継続していく」と述べた。
 また、「『SDGs』に基づいた社会、経済、環境の発展に貢献するための活動を推し進めていく」とし、「我々は『SDGs』が目指す、この世界のあるべき姿を、2030年までに達成するために、自動車リサイクル事業を通じて未来のために今できることをコツコツと積み重ねていくことが大切であると考えている。そのための一つの取組として、香川県豊島の産業廃棄物不法投棄により失われた自然を取り戻すべく、環境再生活動を積極的に行い、環境保全の大切さを後世に伝える活動を継続し続けたい」と話した。
 最後に「目まぐるしく変化していく事業環境の中、 創立者である大石一彦氏が掲げた三大信条『お客様第一』 の理念に基づき、諸先輩方が作り上げたNGPグループを、より強固なグループに発展させる為に、全組合員が一致団結し新たな時代を切り拓いて参りたい」と述べた。

 記念講演は『持続可能な社会を目指して~豊島問題を考える~』を題目に、廃棄物対策豊島住民会議事務局長安岐正三氏とNPO法人瀬戸内オリーブ基金理事長岩城裕氏を講師に招き行われた。講演では自動車リサイクル法制定へと繋がった豊島産業廃棄物不法投棄の調停成立となった「豊島宣言」までの経緯や「平成の鬼平」と称された元日弁連会長中坊公平氏との面会により意を決した話がなされ、循環型社会を目指すNGP組合員の心を掴む話に参加者は傾聴した。安岐事務局長は今の思いとして「傷つかず、何もせず、誰かが何とかしてくれることはない 人こそが財産である 自然は嘘をつかない」と述べた。

 第33回定期総会懇親会では、総勢350名超を招き開催。会の冒頭で佐藤理事長が挨拶に立ち「新しい時代『令和』を迎え、我々の想像をはるかに上回る台風や自然の猛威に世界中がさらされるなど、今、地球全体の気候が大きく変化し、2050年、2100年の地球を想像し難い状況になっている。これらは地球温暖化が増々進んでいる影響と考えられる。我々NGPは7月に『SDGs』宣言をした。『SDGs』は2030年まで持続成長可能な社会を実現するための世界共通の目的である。今、我々が頑張らないと将来に大きな影響を及ぼすと考えられる。今できること、今しかできないこと、今私たちが取り組まないといけないことを考え、我々NGPは未来に向けて今できることをしっかりと進めていく」と述べた。

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4、4.5点

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直近価格が500千円以上

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毎月50台以上の流通が過去6ヶ月連続していること