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NAA大阪(大阪府摂津市・井上幸彦社長)は7月18日、「NAA設立40周年記念オートオークション(AA)」を開催した。出品台数は今年度4番目の高水準となる782台に上り、成約率83.9%も同3番目の高実績だった。翌週も749台を集荷し、84.6%の高成約率を記録する活況だった。
セリ開始前のセレモニーで井上社長は「今から40年前、東京・大井競馬場の駐車場でAAを開催したのがスタート。これまで多くの皆様のご支援のおかげでAA開催を続けることが出来ました。今後も皆様のビジネスに役立てる会場を目指してまいります。ご来場していただきやすく、ご参加いただきやすい会場を目指して努力してまいります」と会員への謝辞を述べた。
NAAでは7月から、東京と名古屋・大阪の3会場でタブレット端末利用した検査を導入した。当面は従来の検査体制と並行させながら、一部の出品車限定で展開、各会場で習熟とシステム改善などを図る。ペーパーを使った検査に比べてプロセスが簡便となるほか、検査情報をすぐにアウトプット出来ることなどが特徴。検査員の使い勝手向上などを図り、検査時間の短縮につなげる。「トータルで見れば、正確さと効率アップにつながるはず。映像コーナーなどで出張検査時に有効なツールになるかもしれない」(井上社長)と幅広い活用を模索する。
井上社長は大阪会場の運営について「本州西側をカバーする会場として、日産グループのバリューチェーンの中で貢献していきたい。遠方の出品展への映像出品のアプローチ強化などにも注力しており、実車と映像を使い分けながら、大阪会場を拠点に本州西部地区の日産ディーラーのカバーしていきたい。地元をしっかりと守りながら、広域エリアでの展開を考えていきたい」と話した。
また、日産グループの認定中古車制度スタートにおいては、同社が資格検査員の検査資格講習などを手がける。「認定中古車制度の普及とともに、こうした車両の集荷にも注力し、日産販社の『買い場』としての機能も高めていきたい」(井上社長)とする。
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